日常使う家電製品の一部を買電に頼らず、
- ソーラー発電
- ポータブル電源
へ任せる。
日常生活へ電気の自給自足を取り入れた場合、結果として電気代は下がります。問題なのは「どのようなシステムを作ったら電気代削減に繋がる?」
私が3ヶ月使った中で、
- パネルの組み合わせ方について悩む
- バッテリー容量決めが難しい
時間を使って考え込んだのは「システム作り」でした。
マッキーポータブル電源を使った会社の電気代削減(節約)も1ヶ月が過ぎました。折りたたみソーラーパネルから発電⇒ポータブル電源(充電・放電)⇒「エアコン・冷蔵庫」を使う👍結果から伝えると電気代半額になりました&[…]
電気代が高い!と感じて始めた電気の自給自足について
- ソーラーパネル(発電量から性能まで知る)
- ポータブル電源(電気代削減へ繋げるポイント)
- 容量拡張バッテリー(必要性を見極める)
※最初は手あたり次第製品の準備を行い、色々な実験をやってみました。
3ヶ月使い電気の自給自足に必要な量を、概ね知ることができましたのでお伝えします。
電気の自給自足に必要なソーラー発電
- PV350
- PV200
- PV120S
- MP200
大きなソーラー発電を狙える「PV350・PV200」
AC100V2000w出力以上のポータブル電源には、ソーラー発電する「電圧を受け止める上限が高い」です。(DC145V~150V)
そのため、同種類のパネルを直列接続する事で大きなソーラー発電が作れます。
- PV350×3枚まで⇒AC200MAX(上限900w)
- PV200×5枚まで⇒AC200P(上限700w)
※別部品D050S充電アダプターを除いた単独PV充電の場合
マッキー1000W近く発電する方法を「BLUETTI折りたたみソーラーパネルPV350×3枚」使ってやってみます👍記事を読んで学べることを先に書くよ♪BLUETTI折りたたみソーラーパネルPV35[…]
マッキーBLUETTIソーラーパネル2種類あるから発電量の比較やってみよっか👍ポータブル電源に表示される発電量(PV200・PV350)について色々書くよ✨(パネル選びの参考にどうぞ)[…]
性能特化ソーラーパネル「PV120S・MP200」
PV120S
基本情報
- IP67防塵防水
- 4面3つ折り
- スタンド角度調整有り
- パネル裏面ファスナー内にMC4コネクタ収納
- 付属品無し(マニュアル・保証書のみ)
注意事項
- 落下させない
- 水で濡らさない
- 折目以外に曲げない
- 刃物を当てない
- 傷つけない
どんな使い方をするの?
私の場合は、PV120S×2枚=直列接続50V未満を作る。
- AC300ポータブル電源へソーラー発電を入れる
- B300拡張バッテリーへ充電する
MP200
- 基本情報
- 注意事項
※PV120Sと一緒です。
- 開放電圧22.9V(低くなった)
- 短絡電流11A(高くなった)
「PV120S・MP200」について記事を書いている途中です。
そっくりな2製品ですが、少し疑問に思うことを2つ教えていただけますでしょうか?製品名の違いは「仕様・性能」に関係あるのか?
「電圧値が下がり・電流値が上がる」ソーラーパネルが大きくなると発電量アップになる仕組みについて
発電量アップの仕組み(下記の解釈で合っているか)
- 1折りたたみソーラーパネル⇒4面モジュール構成
- 1モジュールに対してPV120Sよりセル「増加・配置変え」
- セル増加によりサイズアップ⇒発電面積が上がり200w構成折りたたみソーラーパネルになる。
- 4モジュール1アレイを組んだ場合にPV120Sより「電圧が下がり、電流が上がる」構成がMP200の仕様
疑問に思っている事
- 電流値が上がる場合はセル並列が増えた?
- セル電圧が下がる場合はセル直列が減った?
- PV120Sに使っているセルとMP200に使われているセルは別物?
【疑問に思っている事】
Q1.製品名の違いは「仕様・性能」に関係あるのか?
Q2.電流値が上がる場合はセル並列が増えた?
Q3.セル電圧が下がる場合はセル直列が減った?
A.はい、ご認識の通りです。いずれも合っています。
Q4.PV120Sに使っているセルとMP200に使われているセルは別物?
A4.そうです。PV120S と MP200 は異なるソーラーセルを採用しています。
【発電量アップの仕組み】
1.1折りたたみソーラーパネル⇒4面モジュール構成
こちらについはご認識の通りです。
2.1モジュールに対してPV120Sよりセル「増加・配置変え」
(PV120Sに対してMP200「電圧が下がり・電流が上がる・発電量は上がる」 この差はなぜだろう
パネルセル数が多い?(直列数が減り・並列数が増える)
MP200に使われているセルはPV120Sセルより大きい?
MP200とPV120Sは使用されたセルが異なるため、その電力の差はセルの数では測定できず、したがって発電量の違いは測定できません。
3.セル増加によりサイズアップ⇒発電面積が上がり200w構成折りたたみソーラーパネルになる。
これに関しては、使用する電池が同じであれば正解だと思います。
4.4モジュール1アレイを組んだ場合にPV120Sより「電圧が下がり、電流が上がる」構成がMP200の仕様
結果から見てもそうなのですが、ソーラーパネルの電圧や電流は、使用するセル数や直並列数、製造プロセスなどによって決まります。
したがって、PV120SとMP200の片面モジュールでは、それぞれのパラメータが異なります。
どのような使い方をしてるの?
- MP200(1枚)→ソーラー発電
- D050S多機能充電アダプター中継
- AC200Pポータブル電源PVデュアル充電用(メイン⇒PV200×5枚)
電気代削減にチョイスしたポータブル電源
電気の自給自足を行い日常を有意義に過ごすなら「大容量・大充放電」ポータブル電源を選ぶ
贅沢をしない場合(照明・ラジオ・スマホ充電など)災害時の非常用電源として使う場合は、上記クラスのポータブル電源は不要です。(容量1000wh以内・折りたたみソーラーパネル100w~200wあればOK)
キャンプに使う場合は…人それぞれ!(キャンピングカーなどは私と同じ使い方の人も多い)
AC200P|ポータブル電源として使うなら最強
電気代削減に繋がるポイント
- エアコンを使える2000w放電能力
- 消費電力の低い製品を長く使える容量40ah50V(2000wh)
※容量拡張については工夫が必要
マッキーんん~難しいぞ!AC200Pって充電ポート2個しかないから拡張バッテリー含めたパススルー(充電・放電)がとても複雑です!なので工程をできるだけ減らした「容量拡張・デュアル充電」について、色々やってみた事をまとめて紹介[…]
AC200MAX|電池容量を上げて長時間放電を目指す
電気代削減に繋がるポイント
- バッテリー(電池)容量を簡単に増やせる(蓄電量を選べる)
- AC200Pより充電量200wアップ
AC300|家庭用オフグリッド電源として使える
電気代削減に繋がるポイント
- ソーラー発電2400wまで対応(蓄電量を増やせば電気に困らない)
- 家庭用の分電盤へ繋げられる(D300S+電気工事)
※AC300単体では蓄電不可!拡張バッテリーB300セットで購入しましょう。
マッキー「ポータブル電源・拡張バッテリー」を使った冷房エアコンについて、折りたたみソーラーパネルを大量に使い、三か月チャレンジした事をまとめて書き出します。冬は「ポータブル電源×暖房エアコン」の参考にしてね♪ポー[…]
他にも「電力リフト」を搭載したポータブル電源が有ります。インバーター出力を可変できるため、使う用途に応じた使い勝手の良いポータブル電源など様々な種類がある。
BLUETTIポータブル電源は他社ポータブル電源より1歩進んだ製品作りが魅力的です。
電気を蓄える拡張バッテリー選びは慎重に行う!
電気の自給自足に「ソーラーパネル・ポータブル電源」を選んだら、最後に拡張バッテリーを追加するか検討する。
B230|1家電オフグリッドできる容量
1家電オフグリッドできる容量
ポータブル電源AC200P・AC200MAXへ最大2台まで接続できる拡張バッテリーB230(2台合計6000wh)
ここまで容量を拡張できる場合、消費電力の大きな家電製品を昼夜問わず電力会社から切り離せます。
3ヶ月の使い方として「エアコン」をオフグリッドする目的で拡張バッテリーB230を選びました。
朝から夕方までエアコン消費電力を上回る発電量(バッテリー充電)を行うと、夕方になってもポータブル電源・拡張バッテリー残量は高いままです。
自給自足した電気を高い残量のまま夕方以降に持ち越せるため、曇・雨・夜「太陽光の無い時間帯や天候不良でもオフグリッド電源を使いたい」場合に適していると実感しました。
ポータブル電源の使い方として、容量を上げて1つの家電製品へ放電する。B230には1家電オフグリッドできる容量が搭載されています。
B300|家の電気1日分を補う容量
家の電気1日分を補う容量
過去贅沢にエアコンを使ったわが家の電気使用量は360kwhでした。
1人暮らしになのに、2人暮らしと同じ電気使用量です!
電気使用量は、1人暮らしで1日あたり6.1kWh、2人暮らしで10.5kWh、3日暮らしで12.2kWhとなっています。ただし、人数が増えれば増えるほど、1人あたりの電気使用量は抑えられる傾向なので、単純に2倍・3倍といった電気料金にはなりません。
引用|エコでんち
結論|電気の自給自足3ヶ月やってわかること
- 8月使用(9月請求)285kwh
- 9月(10月)110kwh
- 10月(11月)132kwh
※527kwh電気の自給自足に成功(3ヶ月1369kwh電力使用)
電気代が大きく下がる
電気代1kwh30円として計算すると、
電気代削減に成功👍
【ポータブル電源+ソーラー発電=電気の自給自足】になる
ソーラー発電
- わが家→2.7kwh
- 会社→2.84kwh
ポータブル電源(拡張バッテリー含む)
- わが家→27.6kwh(使用中バッテリー)
- 会社→17kwh
マッキー新しい企画を始めます。2023年より流行「ポータブル電源+拡張バッテリー」10kwh大容量ポータブル蓄電池を対象に、折りたたみソーラーパネルを含めた「電気代削減」を行います。「中小企業・一般住宅」の皆さん[…]
電気の自給自足に感じた苦労話し
「天気予報・上空の雲行き」確認
- 天気予報は毎朝必ずチェック(降水確率が高い場合はパネル展開をやらない)
- 降水確率が低い場合でも雲行きを見る(雨雲が流れてくる場合はパネル展開一時中止)
突然の大雨により折りたたみソーラーパネル収納片付け間に合わない場合は、ポータブル電源側の接続コネクタを外して待つだけです。
雨に濡れた場合の「パネル内・ケーブル周辺」絶縁破れプラグ隙間の漏電状況は見えません。
そこで「防水防塵性の高い折りたたみソーラーパネルは便利!」ってお伝えしたいトコですが、雨が止みパネル湿気が無くなってから片づけましょう。
折りたたみソーラーパネル「展開・収納」
折りたたみソーラーパネルを使った電気の自給自足を行うため、当たり前の作業になります。
但し、屋上で行う苦労は付き物です。
- 発電量の大きなパネルは重くて移動展開が大変
- 発電量の小さなパネルは枚数が多く折りたたむ収納に時間が掛かる
強風の確認
「風が強く吹いた?」このように感じた場合は、屋上へ折りたたみソーラーパネル状況を見に行きます。
太陽光へ角度を合わせたパネル配置を心掛けているため、風当たりまで気が回りませんでした。(風の影響で勝手にパネル収納する機会は意外と多い)
天候が晴れている場合でも季節の変わり目は風が強くなるため「少し風が強い」と感じた場合は、朝から角度を付けないパネル配置もおすすめです。(台風前など、あまりにも風が強い日はパネル展開しない)
【まとめ】ポータブル電源+ソーラー発電3ヶ月やってみた
- ソーラー発電|家電製品の消費電力に合わせて選ぶ
- ポータブル電源|【蓄電・充電・放電】性能3点を見極めて選ぶ
- 拡張バッテリー|ポータブル電源を使う「時間・天候」に合わせて選ぶ
日常使う電気を自給自足するために、「ポータブル電源+ソーラー発電」を取り入れる
- 晴れた日はソーラーパネル展開をする
- 曇り雨はポータブル電源+拡張バッテリーだけ使う
簡単に決めて始めると、負担なく電気代削減が行えます。
クーポン コード | 適用製品 (BLUETTI 公式サイトご購入) | 割引 |
DKDSGAC200 | AC200P/AC200MAX 単体及び関連セット | 2,000円 |
DKDSGSET | AC300/AC500 単体及び関連セット | 2,500円 |
DKDSGB | B230/B300/ B300S | 1,600円 |
DKDSGPV | PV120/PV120S/ PV200/PV350/ | 800円 |