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紹介するポータブル電源
- 2000Plus紹介
- 拡張バッテリー・2000Plus並列接続
- ソーラーパネル充電
合計3記事に別けて投稿✨今回は2000Plus紹介記事です。
- キャリーハンドル追加⇒移動が楽になった
- 容量低下⇒エネルギー密度の違いによる電池増
- サイズ重量アップ⇒電池個数or容量が増えた分の結果
- 電池タイプ変更⇒より安全性の高いリン酸鉄リチウムイオン
- 使用サイクル数アップ⇒長寿命リン酸鉄リチウムイオン電池の恩恵
- 定格出力アップ⇒家電製品を複数使える性能へ特化した
- 拡張機能⇒家庭用蓄電池を上回る仕様
- 騒音性⇒静音化により会話から環境音まで聞き取れる
- AC・PV充電時間⇒据え置き
- 保証期間⇒据え置き(修理・回収)
創立12年を超えるJackeryについて
- 国内|株式会社Jackery Japan
- 選ばれる理由|販売実績・サポート・支持・掲載メディア・受賞実績
- 沿革(えんかく)|12年間
- CSR・SDGs取り組み|Jackery Green Project・Jackery Care(ケア)
- 製造国|中国
※Jackery(ジャクリ)詳細は公式サイトをご覧ください。
Jackery(ジャクリ)ポータブル電源使ってみた
それでは「Jackeryポータブル電源2000Plus」について3点マニアックな説明を始めます。
- 仕様
- 機能
- 感想
一般的なポータブル電源に搭載されている「外見より判断できる機能・各社一緒の内部機能」などは紹介しません。
外見より判断できる機能
- USB機能
- コンセント数
- LEDライトの有無
- キャスター付きの移動など
各社一緒の内部機能
- ACPV充電速度が速い
- アプリ対応
- 保護システム
- EPS・パススルーなど
仕様|Jackeryポータブル電源2000 Plusを知る
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ご確認が有りまして、
梱包された製品内に「マニュアルが見当たらず困っています」
Jackery製品の仕様確認については、ホームページのみになりますでしょうか?
また、販売中のJackeryポータブル電源には、ちゃんとマニュアル同梱されていますでしょうか?
多くの方々に貸出したことがありまして、おそらくその間にマニュアルが紛失されました。
- 2000 Plus|Jackery製品内の位置づけ
- 電池|LiFePO4構成
- 充電|受け入れ可能な電力
- 放電|どのような家電製品が使えるか
について分けて紹介します。
総合的に見たシリーズ位置づけ
価格
- 2000 Plus⇒285000円
- 2000 Pro⇒285000円
- 3000 Pro⇒419000円
電池容量
- 3000 Pro⇒3024Wh
- 2000 Pro⇒2160Wh
- 2000 Plus⇒2042Wh
放電性能
- 3000 Pro⇒3000W
- 2000 Plus⇒3000W(通常コンセント2000W)
- 2000 Pro⇒2200W
※充電性能については3機種全て1400W
LiFePO4構成電池を知ろう
LiFePO4電池構成(Jakery2000plus)
- 電池直列44.8V|3.2V(1電池)×14直列接続
- 電池並列45.6Ah|15.2Ah×3パック
- 44.8V×45.6Ah=2042.88wh
電池直列44.8V|3.2V(1電池)×14直列接続
電池並列45.6Ah|15.2Ah×3パック
44.8V×45.6Ah=2042.88wh
見えない部分になり、上記は思い付きの想像です。
直並列構成が知りたいです。(2000Plus電池画像などあれば活用出来たら嬉しく思います。)
電池画像については申し訳ないですが、
担当者と確認いたしました結果、一般的にはご提供することができませんので、
ご理解くださいますようお願い申し上げます。
※電池構成だけでも教えて頂け嬉しいです。Jackeryさんありがとうございます。
※電池寿命10年4000サイクル70%以上性能を維持
充電|ソーラーパネル受け入れ可能な電力を知る
ソーラーパネル接続方法
同型ソーラーパネルを揃えて同じ電圧を2000Plusへ充電します。
「片側60VDC・片側20~40VDC」など、アンバランスな発電電圧ではポータブル電源へ適切な電力が入りません。(画像右)
ソーラー発電量の整ったパネルを偶数枚揃えて接続しましょう。
ソーラーパネル電力計算
※メーカーによっては開放開路電圧を基準にする。など違いがある
- Vmp動作電圧⇒20.0V(21.0V)
- Imp動作電流⇒10.0A(10.5A)
※(5%含んだ数字)
DC入力ポート付近(本体背面の仕様表)
- 1ポート|17.5-60Vまでの電圧を受け付け、12Aまでの電流を受け付けます。
- 2ポート|1ポート目と同じ電圧を受け付け、2ポート合計24Aまで(それ以上は制限)
直列接続アダプター2つ使用したら、片側3枚ずつの動作電圧60V電流10Aでしょうか?
誤差5%を含めると60V以上到達する微妙なラインですが、片側2枚ずつ動作電圧42V10.5Aでしょうか?
片側3枚or2枚どちらか知りたいです。
また、2つの充電ポートへ同時に接続する場合、左右のソーラーパネルの枚数は同じにすることが必要です。
直列接続アダプター2つ使用したら、片側3枚ずつの動作電圧60V電流10Aで問題ないです。
「誤差5%を含める」とは何の誤差でしょうか。もし開回路電圧という意味であれば、開回路電圧は 75Vとなります。
片側3枚ずつであれば24.8V*3で、75V以下で問題なく接続できます。
動作電圧基準に合わせ書かれたパネル・ポタ電仕様になり、パネル側±5%記載が有っても開回路電圧内に収まり動作電圧内とする。
そのため、Jackery SolarSaga 200W×3枚2000Plus接続ポート片側へ対応可能です。
※ソーラーパネル直列接続アダプター(Pro/Plus専用)
電流制限(24A)の高いポータブル電源は、対応電圧(17.5V~60V)の幅が比較的狭い印象です。
電池構成(44.8V)に近い充電電圧(60V)は、管理部品へ変圧負担が少なく充電中の発熱も少ないと感じます。
低い電圧で例えると、定格12.8Vリン酸鉄リチウムイオンバッテリー充電電圧には14.6V必要です。
電圧差として1.8V定格より高い充電電圧を使います。これを4倍するとどうなるか?
「51.2VLiFePO4電池58.4V充電」
自分で組み立てる電源システムでは、この充電差を利用してLiFePO4電池充電を行います。
充電性能の良いJackeryポータブル電源2000Plusでも、ソーラー発電20Vからポタ電内部にて電圧を上げLiFePO4電池44.8V充電するよりは効率が良いです。
電圧44.8Vリン酸鉄リチウムイオン電池充電には、60V付近がベストだよ✨ってお話でした。
Jackeryポータブル電源2000Plus受け入れ可能なソーラー発電量を知り、パネル性能を含めた最適充電を心がけましょう。
放電|どのような家電製品が使える?
- 通常コンセント4ポート合計AC100V20Aまで(2000W)
- 30Aコンセント1ポートAC100V30Aまで(3000W)
5ポート合計3000W
放電性能チェックとして使う電化製品
- 冷蔵庫(瞬間800W・0W⇔130W)
- ドライヤー(常時1100W)
- 電子レンジ(常時1400W前後)
- エアコン(室温に応じて0W~700W)
- ポータブル電源の普通充電AC100V10A(1000W)
※Instagramに動画投稿
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そして、少し変わった2000Plus放電チェックとして別のポータブル電源へ充電を行いました。
電力を受け取る側の充電速度は3パターンです。
- 低速(静音充電)500W
- 中速(普通充電)1000W
- 高速(急速充電)2000W
発売から1年経過する(2023年6月14日)Jackeryポータブル電源2000Plus、
2024年流行の「電力リフト」を搭載して無い状態でも、放電性能は高く使いやすいです。
※追記(撮影用カメラが届きました。動画をアップロードします。)
- 冷蔵庫
- ドライヤー
- 電気ケトル
エアコン
電子レンジ
機能|他社ポータブル電源より優れている部分
足りない機能として、
- 並列接続|放電性能の向上・電池容量アップ
- 容量拡張バッテリー|電池容量アップ
※自宅の電気代節約へ繋げる重要な部分
私が4年間バッテリー生活を続ける中で、感じた事は
ソーラー発電1kwを受け付け、エアコンが使える性能を備えたポータブル電源を選べば日中オフグリッドを目指せます。
但し、1日の中で電気を多く使用する時間は夜です。
発電の無い時間帯に2kwhポータブル電源生活する場合、制限された電化製品の使用になり思った以上の電気代節約に繋がらず満足できません。
余談ですが、上記2点の機能が無いと「ポータブル電源+拡張バッテリー|電気代削減ブログ」本サイトも成り立ちません。
2000Plus「価格・電池容量・放電性能」
- 285000円(1番目)
- 2042Wh(3番目)
- 3000W(2番目)
※(順位は3000Pro・2000Pro 3機種比較)
Jackery上位モデルの中でも2000Plusは悪くない位置づけです。
しかし「電池容量・放電性能」については、他メーカー含め比較しても一般的になります。
その様な場合Jackeryポータブル電源2000Plusが他社より優れている部分として、後から「同じモデルのポータブル電源・2000Plus専用拡張バッテリーを追加」する事で、
※接続方法など詳しくは次の記事でお話します。
ポータブル電源の並列接続から放電性能アップ
- 放電性能の向上
- 電池容量アップ
2000Plus×2台「価格・電池容量・放電性能」
- 価格|570000円
- 容量|4084Wh
- 放電|6000W
※価格もビックになる…セールキャンペーン情報は見逃さない様に👍
2台のポータブル電源を接続する専用BOXを使う事で「放電性能・電池容量」アップです。
しかし、放電性能アップには少々意味合いが異なります。
理由として、両方のポータブル電源からAC100Vを引っ張り、Jackeryコネクタ内で200V20A最大4000Wを作り上げます。
他社ポータブル電源の並列接続では、100V20A~30A(2000W~3000W)まで対応を考えると、200Vまで使えるJackery2000Plusは動かせる家電製品の幅が広いと言えます。
容量の大きなエアコンなどに使用する事でメリットを体験でき、各ポータブル電源前方コンセントからAC100V家電を使うイメージです。
但し、容量4084whに対して「AC200Vエアコン・その他AC100V家電」同時に家族みんなで使い、各ポタ電1000Wずつ大放電すると4kwhでは、2~3時間も有れば直ぐに消費してしまうため注意が必要です。
【サイズと重量】22.4x10.3x6.4 CM|1.8 KG
【出力電圧/電流】200V~50/ 60Hz,20A Max
【入力電圧/電流】100V~50/ 60Hz,20A Max
【入力/出力効率】4000W Max,20A Max
表記だけ見てのご質問になります。
・Jackery コネクタ自体は、200V出力のみでしょうか?100V出力は対応していないのでしょうか?
・Jackery コネクタ使用中、2000Plus前面コンセント(2台)より100V出力は可能でしょうか?
・2000Plus前面コンセント100V出力中+Jackery コネクタ200V出力中=MAX4000Wでしょうか?
2.Jackery コネクタ使用中、2000Plus前面コンセント(2台)より100V出力が可能です。
3.2000Plus前面コンセント100V出力中×2+Jackery コネクタ200V出力中=MAX6000Wとなります。
例えば、2000Plus前面コンセントは合計1000W出力中の場合、Jackery コネクタが接続できる家電製品の総出力は4000Wとなります。(6000W-1000W×2)
※2000Plus並列接続する前に両機50Hz/60Hzを合わせましょう。
電池容量アップへ繋がる拡張バッテリー
業界初、バッテリーパック単体でソーラーパネルでの充電ができます。(2023年当時)
これは、ポータブル電源・ソーラーパネルとの間に別途アダプターを買い足さなくて良く、とても便利な機能です。
以前、外部バッテリー接続式のポータブル電源へアダプタ使用PV充電を行い使っていました。
しかし、ケーブル接続ポイントが多く手間取った経験を踏まえると、バッテリーパック単体でソーラーパネル充電できた方が手間が省けます。
もちろんアダプタ無くPV充電可能なため、チャージコントローラー内蔵です。
無い機能と言えば、
- AC充放電
- 外部デバイスへDC給電類
2000Plusから、上記2点を取り除いたポータブル電源が容量拡張バッテリー(パック)です。
Jackeryポータブル電源2000Plus専用拡張バッテリー数は最大10個(24kwh)
そして、ポータブル電源の並列接続を含めるとAC100V200V対応の蓄電池レベルまで性能アップします。
感想|みんなに好まれている理由
個人的な感想
近づいて実機を見るとチープな質感を少々感じましたが、手触りなどの感触は良好です。
角の滑らかなフォルムが可愛く他容量ポタ電からソーラーパネルケーブル類まで、一通した配色統一に好印象を覚えました。
縦型長方形・正方形では無く、横型長方形のJackeryポータブル電源2000Plus
持ち上げた時の重量は本体が横に長い分、他社2kwhクラスより軽く感じ持ち運び易い方です。
但し、重量のある各社大型ポータブル電源を使っている中で、ケース割れズレなど含め本体強度に少しだけ不安を覚えました。
キャスターに延長ハンドル付きなどは室内利用に便利です。本体ストッパーが有効に効く平らな場所へ置けば、拡張バッテリー2段積みでも問題ないです。
他社と比較してLiFePO4電池搭載まで遅れはあったが、放電について他社と差が出ている感じは無いです。(充電は後の記事)
涼しい環境の中で700W~1200W近く放電を行いましたが、冷却ファンは静音な方です。
暑い室内では大きな回転音が出ることを覚えててください。
最後に、ACPVデュアル(家庭用コンセント・ソーラーパネル)充電について
わが家では電気代が発生するため実験を行っていません。(メーカー確認だけ行う)
加えて、グリーンエネルギー優先モードも搭載され、ソーラーパネルからの充電が優先される仕組みになっています。
- 充電
- 放電
- 容量拡張
- 並列接続
4点トータルで見た場合、独自のコネクタ類に接続方法を悩まされ戸惑いを感じた部分は有ります。
しかし、通常2本使うケーブル類が1本にまとまっているため、慣れてしまえば接続が容易だと気づきます。
2000Plus単体使用としては、意外と使いやすく良いポータブル電源に感じました。
次の記事では、並列接続・容量拡張バッテリー接続について触れ、使った感想をお伝えできればと思います。