マッキーEnernova製品について紹介します。初めて聞くメーカーなので色々調べて使ってみました。
img|EnernovaEnernova(エナノヴァ)ってどんな会社?
2021年に設立されたブランド、Enernovaは、グリーンで低炭素、環境に優しいイニシアチブの分野で15年の経験を持つの起業家、スティーブンによって創設されました。
「Ener」はエネルギーを意味し、「Nova」はラテン語で「新しい」や「若い」を意味します。
ソーラーパネルセットやポータブル電源などを販売する会社
引用|Enernovaについて
- Smart|前シリーズ
- ETA|小容量モデル288Wh
- ETA Pro|中容量モデル1050Wh
- ETA Ultra|大容量モデル2160Wh
マッキー「製造国は中国」ソーラーパネル・ポータブル電源を販売している会社です。国内ではETAシリーズが人気のようです✨発売時期は不明ですが、Instagram内情報として新しいETAも散見できます。
ETA-MAX ポータブルパワーステーション。
[高安全基準LiFepo4バッテリー]:ETA-MAXパワーステーションは、2500以上のサイクルライフを80%にアップグレードしたLiFePO4バッテリを使用しました。[Wider Compatibility More Power]: 700Wの出力能力とピーク1400Wで、ETA-MAXは通常より高い動作力を必要とする機器をパワーアップすることができます。
マッキーETA⇔ETA Pro中間に位置する新製品になるのかな?期待しましょう✨今回は中容量モデル「ETA Pro」について紹介します。まず初めに、ETA Proに合うソーラーパネルについて紹介です。
マッキー定格電流が他社ソーラーパネルより高い印象です。100Wパネル並列接続に近い構成なのかな?経験として少しの天候不良でも発電量の上下が緩やかです。定格電圧の高い200Wパネルより安定したソーラー発電が可能になります。他の特徴として、
特徴|Enernova 200Wソーラーパネル
- IP68防水防塵
- ETFE素材
- マグネット式ハンドル(持ち手)
※ETA Pro PV充電するには200Wパネル2枚あれば最強です👍

他にも折りたたみソーラーパネル「100W・160W」200W含めて全3種類です。
折りたたみソーラーパネルは持ち運びに適している。但し、重量は意外とあります(忘れないでね)
パネル比較
マッキー「フレキシブル・折りたたみ」ソーラーパネル2種類について「特徴・用途・感想」伝えます。毎日使ってる!私のソーラーパネル歴 フレキシブル⇒4ヶ月 折りたたみ⇒9ヶ月(雨の日以外) […]
マッキー特にマグネット式ハンドルは接地面が広く、マグネットがしっかり引っ付きます。持ち運ぶ場合にズレないため他社製品より優れていました。それでは本題、ETA Proポータブル電源について紹介します。
Enernova(エナノヴァ)ETA Proポータブル電源について

梱包OK(緩衝材はポタ電上下に入っている)
マニュアル・ケーブル類- AC充電ケーブル
- シガーソケット用充電ケーブル
- ETA Pro本体マニュアル
マッキーソーラーパネル⇒ポータブル電源を繋ぐ充電ケーブルは付属されていません!「
公式サイト・
Amazon」どちらか選び準備しましょう。(後で詳しく伝える)
※製造中ETA Pro動画についは下記Instagram参考にどうぞ♪
マッキーどんどん深堀していくよ!次はETA Pro仕様について
- 容量|1050Wh(LiFePo4)
- 放電|AC定格出力1200Wパワーブースト1500W(瞬間最大出力1800W)
- 充電|AC入力850W・PV入力400W(デュアル充電1250W)
マッキー中容量モデルにしてはETA Pro優れていると感じました。そして、実際使った感想は下記になります。
- 容量|小ぶりなサイズへlifepo4電池1kwh搭載は嬉しいエネルギー量
- 放電|消費電力の高い電化製品は1つずつしか使えない
- 充電|デュアル充電を求めなくても容量に対してチャージ性能は高くて早い
容量|リン酸鉄リチウムイオン電池採用のETA Pro
エネルギー量1050whリン酸鉄リチウムイオン電池搭載リン酸鉄リチウムイオン電池の違い
主にバッテリー単体として使われている
主にポータブル電源に使われている(別のポタ電)マッキー見た目の違いは「大きくて電池個数の少ない四角柱型・小さくて電池個数の多い円柱型」電池大小の差は「ケースに収めた時のエネルギー量が多い(四角柱)・接点数の違いにより電圧を上げやすい(接点数が多い円柱)」
同じリン酸鉄リチウムイオン電池でも、限られたケース内エネルギー量を重視するなら四角柱型セル
接点数の多さから幅広い電圧構成を組み、安定した充放電を行う場合は円柱型セルです。(その分使える容量は少なくなる)
私が使っているポータブル電源は、DC25V・50V構成のリン酸鉄リチウムイオン電池が多いです。
マッキー「リン酸鉄リチウムイオンバッテリー角柱セルだから充放電が不安定になる」ってことでは無いです。ちなみにEnerova ETA Pro電池構成(V)についてメーカーへ聞いてみました。
ETA Proリン酸鉄リチウムイオン電池構成を教えて頂けると幸いです。
13.7Ah3.2vの電池、24個,13.7*3.2*24=1052.16Wh(8つの電池セールを直列に接続し、1つのリチウムイオン電池は3.2vです。この一列の電圧は8*3.2v=25.6vです。このような8つの電池を直列に接続した電池セットが3つあり、合計で3*8=24個の電池があり、電池パックになります。)
マッキー3.2V×8直列接続=25.6V|25.6V×(13.7ah×3パック=41.1ah)=1052.16whです。大容量とは言えませんが、消費電力の低い電化製品へ使うには十分長持ちするバッテリー容量になります。
小ぶりなサイズにlifepo4電池1kwh搭載は嬉しい容量です。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーから作る巨大ポータブル電源自作
Li Timeバッテリー|リン酸鉄リチウムイオン節電ブログ
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー12.8V300Ah4個を使った「並列・直列・直並列」3つの接続方法について画像を参考に…
放電|パワーブーストモード(電力リフト)最大1500W出せるETA Pro
AC放電口は3ヶ所マッキー消費電力の低い家電製品ならコンセント口3個で十分です。正弦波インバーター1500WならAC放電用コンセントは3ヶ所になり一般的な仕様になります。
正弦波インバーター12V1500W(瞬間最大3000W)マッキー「ETA Pro定格出力1200Wパワーブーストモード1500W」です。画像のような性能の近い正弦波インバーターが搭載されています。早速、電子レンジ使って定格出力以上を体験してみます👍
1500Wパワーブーストモード使用




マッキー無事に冷凍食品(肉まん)電子レンジを使い温められました✨ETA Pro1分30秒放電|容量100%⇒95%まで下がり「1080W~1230W」の間をポータブル電源より電力消費しました。ちなみに、パワーブーストモードは何分間使えるの?メーカーへ聞いてみます。
パワーブーストモード(電力リフト)は、ポタ電残量を気にせず100%→0%まで1500W放電可能でしょうか?
はい、可能です。ただし、電力リフトは負荷を駆動するために定格出力を採用しており、発熱型の抵抗負荷に適しています。
発熱型の抵抗負荷
要するに電熱器(ハロゲンヒーター・トースター)などに適している。でしょうか?
はい、そうです。ただし、これらの電化製品の消費電力が電源の出力を超えないようにご注意ください。
消費電力の高い電化製品は1つずつしか使えない
マッキー少し残念に思うかも知れません。だけど、他のリン酸鉄リチウムイオンバッテリーと比較する場合は、ETA Pro放電能力は高いと言えます。(説明します)
AC放電に優れているETA Pro
リン酸鉄リチウムイオン電池には放電電流値が定まっており、電池容量が多いほど放電電流値は上がります。(消費電力の高い電化製品を動かせる)
値を超えて放電を続けた場合「保護機能⇒製品故障⇒電池寿命」に関わる状態になります。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー単体の消費電力より例えるなら、12.8V×100ah=1280whに対して消費電力1280W(100A)対応が一般的な放電電流値です。
ETA Proと比較すると、容量1050whに対して1500W出力できるETA Pro放電能力は高い水準と言えます。
マッキーETA Proから定格出力MAX(1200W)・パワーブーストモード領域(1200W以上1500W未満)まで使うと、ポータブル電源本体ファン動作音は大きいです。(冷却なので仕方なし!覚えててね)
マッキー消費電力の小さい電化製品でも冷却ファンが作動するのか?についてやってみました。1時間は順調に視聴できたかな?その後、13分間隔30秒動作していました。(テレビ音声聞こえない💦)
※野外使用は問題なし室内使用する場合は、ポータブル電源を置く場所は考えた方が良いです。
正弦波インバーター放電能力について知る
【自作】太陽光発電と蓄電池を設置!節電専門ブログ
各社いろんな出力がある「正弦波インバーター12v」4年10台使った経験から「おすすめ」の選び方を教えます「表示画面・接続…
ETA Pro使う前に知って欲しいこと

マッキーソーラーパネルMC4コネクタからETA Proへ充電する「変換ケーブル」は付属していません。
持ってない場合は「車両シガーソケット・自宅コンセント」限定的な充電方法になります。
「ガソリン・買電」チャージコストの掛かるポータブル電源では、どちらも供給不足が発生した場合にETA Pro充電を行えません。
その分、再生可能エネルギー太陽光発電(ソーラーパネル)を使いPV充電を行うと、電気ガソリン価格の高騰分を相殺できます。
万が一から日常使いまで、実用的なポータブル電源にするために「MC4コネクタ⇒XT60コネクタ変換ケーブル」は準備する事をおすすめします。
マッキーソーラーパネルからチャージできないポータブル電源って、とても悲しいです。毎日充放電させて、長寿命リン酸鉄リチウムイオン電池魅力を存分に味わい電気代節約に役立てましょう。
ソーラーケーブルスプリッター
- アンダーソンコネクタ
- DC5.5mmx2.1mm電源プラグ
- XT60コネクタ

※3in1複数デバイスを同時充電(便利♪)
リンク
充電|AC入力850W+PV入力400W=1250Wチャージ

マッキーEnernova折りたたみソーラーパネル200Wです。数あるパネルを使った中で1番豪華な仕様です!
- IP68防水防塵
- ETFE素材
- マグネット式ハンドル(持ち手)
ピッタリ閉じる強力マグネット※メリットは記事冒頭
マッキーEnernova折りたたみソーラーパネル2枚の直列接続を行えば、ETA Pro「電圧・電流」PV充電限界値400Wまで発電可能です。
条件としてパネル「角度・向き」当日の天候気温など揃えば、仕様を含めかなりお勧めなソーラーパネルになります。
マッキーまず初めにAC入力をやってみます。(電気代が発生するため今回特別にやってみる)
マッキー電池残量が半分あるためAC充電値MAXまで到達しませんでした。次は、ソーラー(PV)入力200Wを加えた「ACDCデュアル充電」をやってみます。
その前に、ACDC(PV)デュアル充電はマニュアル記載が無いためメーカーへ確認します。
AC+PV=デュアル充電可能でしょうか?
はい、可能です。しかし、もしAC+PVデュアル充電すれば、バッテリーや製品内部の温度が過度に上昇し、実際の充電速度も限られます。そのため、デュアル充電がお勧めできません。
マッキーデュアル充電可能です。但し、推奨はされてない充電方法になります。それでは、手持ちの200Wパネル含めてやってみます(自己責任…壊したら買い取ります👍)
AC入力850W+PV200W=1050W
デュアル充電できる?
デュアル充電中(XT60コネクタ接続)
最高615Wまで充電確認できた
デュアル充電終了マッキーチャージ量の増加を体感していませんが無事にデュアル充電完了です。そして、ACDC(PV)デュアル充電中の冷却ファン音は大きいです。(AC充電時も一緒)
AC入力850W+PV入力400W=1250W
デュアル充電を勧めない理由
「実際の充電速度も限られます。」AC充電をやって感じた充電量の制御、DC(PV)を含めたデュアル充電中もちゃんと機能している事を理解できました。
「バッテリーや製品内部の温度が過度に上昇」を考えると、バッテリー残量が少ない状況でデュアル充電を始めると充電量が多すぎて危ない。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー充電量は12.8V100ahバッテリー1280whに対して、1280w充電上限が一般的です。
充電制御の緩い低残量に対して1050w以上の充電は、お勧めしないと感じました。
マッキー私なりの感想です。その他にも、85%→100%までの充電が気づいたら一瞬で終わりビックリしました。そして「AC in・DC in」ディスプレイ表示が個別の充電状況だとわかりやすいです!

Enernova ETA Pro充電についてまとめると、
デュアル充電を求めなくても容量に対してチャージ性能は高いです。


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【まとめ】中容量モデル|ETA Pro優れている理由

マッキー「容量・放電・充電」についてまとめてます。
- 容量|小ぶりなサイズへlifepo4電池1kwh搭載は嬉しいエネルギー量
- 放電|消費電力の高い電化製品は1つずつしか使えない
- 充電|デュアル充電を求めなくても容量に対してチャージ性能は高くて早い
Enernova ETA Pro
使った感想
小さなポータブル電源の中でも特に優れた部分は充電性能です。(辛口で言うと容量が少ないため特徴的に目立ちます)
推奨されてないにしても、デュアル充電を認識するため性能は高いと感じました。(AC充電の助けになっている?わかりずらい部分はAC・DC充電表示が別々だとわかりやすい)
電源容量としては1Kwh、家庭で使うポータブル電源と考えたら容量不足を感じます。
しかし、消費電力の高い電化製品でも自動的にパワーブーストモード(電力リフト)が働くため、限定した電化製品を対象に電気代節約へ役立つポータブル電源です。
お決まり事ですが、起動電力の高い家電には使わない事(エアコン・大きな冷蔵庫など)
「冷却ファン動作音」は充放電どちらも盛大に鳴ります。ポータブル電源を室内使用する場合は「置く場所」を十分考えて使いましょう。
※MC4コネクタ⇒XT60コネクタ変換ケーブル忘れずに!
マッキー1kwhずつ拡張バッテリー追加できるとイイネ👍ETA Pro同士の並列接続が可能になったら、放電性能も飛躍的に上がり満点です。静音性+拡張性があると私的に嬉しいです。
最後に「UPS・EPS」機能を搭載しているため引用・動画も参考にどうぞ♪
EPS機能を搭載
ETA Pro本体および接続した家電製品の両方を同時に充電できる機能「パススルー」に対応しており、ACコンセントから本体に接続している電化製品に直接電力を送ることが可能です。 さらに、EPS(非常用電源)機能も備えているため、家庭用電力のブレーカーが落ちても、電力供給元が30ms(ミリ秒)以内でETA Proのバッテリーに切り替わるため、電化製品をそのまま稼働し続けることができます。
引用|Enerova ETA Pro