【充電・放電】LiTimeリン酸鉄リチウムイオンバッテリー12V100Ah MAXレビュー

LiTime 12V 100Ah リン酸鉄リチウムイオンバッテリー MAX レビュー
LiTimeリン酸鉄リチウムイオンバッテリー12V100Ah MAX
充電・放電レビュー
LiTimeリン酸鉄リチウムイオンバッテリー12V100Ahレビュー開始
黒島
早速、前回のレビュー振り返り作業を始めます‼

低温保護やヒート機能から最新のBluetooth(スマートコントロール)などの追加機能は無いにしても、搭載BMSボード200A‼

そして、サイズ重量どちらも通常12V100Ahタイプと同じです。完全な出力(放電)特化型の高性能バッテリーと言えるでしょう。

充放電のチェックこそまだ行っていませんが、12V100Ah MAXの仕様を見るだけでLiTime『Plusシリーズ』と同性能と伺えます。

少ないバッテリー容量でも使用目的に当てはまる場合なら『12V100Ah通常タイプを2個揃えるより12V100Ah MAX1つ買う方が、コスパとしては良い結果に繋がるんではないでしょうか』

経験上からお話ししますが出力特化型リン酸鉄リチウムイオンバッテリーだからと言って、2000W~2500W付近の12Vバッテリー連続放電は控えた方が良いと感じます。

1つのバッテリーから最大出力を日々繰り返すと短命・故障まっしぐらです。

『通常タイプ12V100Ahでは届かない家電製品、又は通常タイプでは出力限界値に近い家電製品』そんな具合を解消するために、バッテリー出力1000W~1500W付近を目安に12V100Ah MAXを使用しましょう。

LiTimeリン酸鉄リチウムイオンバッテリー12V100Ah MAX『仕様・同梱物・比較

黒島
前回の記事に書いた12V100Ah MAXバッテリーの感想です。実際使って新しい感想を書けるのかな?チャレンジやってみます‼

LiTimeリン酸鉄リチウムイオンバッテリー12V100Ah MAXレビュー

LiTime 12V 100Ah リン酸鉄リチウムイオンバッテリー MAX レビュー

  • 充電(専用充電器⇨バッテリー充電)
  • 電源化(追加部品の各種接続)
  • 放電(LiFePO4 12V100Ah MAX出力2560W)
  • 充電(ソーラー発電⇨バッテリー充電)
  • 感想(個人的なおすすめ理由)
黒島
2560W付近のバッテリーMAX出力までやってみます‼(電源制作や充電はおまけ♪)

充電|専用充電器14.6V40Aチャージやってみた

  • LiFePO4専用充電器14.6V40A
  • LiTimeリン酸鉄リチウムイオンバッテリー12V100Ah MAX
黒島
2点を使ったリン酸鉄リチウムイオンバッテリー充電動画です。

12V100Ahバッテリー推奨充電14.6V20A』マニュアルに記載有り‼

だけど、持っていないため14.6V40ALiFePO4専用充電器を使いました。(皆さんは14.6V20Aを使いましょう)

リチウムイオンバッテリー充電方式は『CCCV』電流過多により大方のバッテリー容量を満たし、最終的に電流量を下げて満充電を迎える充電方法です。(ざっくり言うと)

早速、充電を行ってみました。(上記動画もご参考に)

  • 充電前|13.19V
  • 充電後|13.47V(チャージ後30分経過の電圧)

1時間30分ピッタリで満充電の確認

黒島
推奨充電電流を超えたLiFePO4バッテリー充電です。過充電保護機能の動作を控えるため、翌日セルバランスを整え下がった分を補充するチャージは今回控えました。

電源化|各種部品を使った12V電源の自作

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー電源化(充電器の自作)

※バッテリー性能とは、安全装置やケーブル過熱をクリアして評価しましょう。

LiTimeバッテリー12V100Ah MAX連続出力2560Wが限界値』BMS200A搭載モデル(出力のみ特化)

そのため、正弦波インバーター2000W出力ではバッテリー側は2400W~2500W付近の出力となり、若干LiTime12V100Ah MAX性能までは出し切れてない気がします。

他バッテリー2400W~2500W動画⇩

黒島
上記電源では長時間の稼働にはケーブル負担が大きいため、今回は正弦波インバーター個数を増やして、出力を分散させた電源作りを行います。

正弦波インバーター出力分散

  1. インバーター2000W|ポータブル電源1500W充電⇨バッテリー出力1750W
  2. インバーター1000W|ポータブル電源700W充電⇨バッテリー出力800W

※大まかな予想

正弦波インバーター12V2000W・正弦波インバーター12V1000W

2つの正弦波インバーターから合計3000W出力対応の電源を作り、LiTime12V100Ahリン酸鉄リチウムイオンバッテリーMAX出力2560Wギリギリを攻めたいと思います。

黒島
作れる自信しかない👍だって、LiTimeバスバー300A対応です‼(200A~240Aなんてチョロいぜ)

※過去12V380A2000W×2台=4000Wまでは制作済

早速、各種部品を使い12V電源化の作業へ移ります。

黒島
電源制作・部品の接続構成・テスト出力』の動画でした👍それでは、軽く解説します‼

電源制作の部品

LiTimeバッテリー関連部品

  • LiTime12V100Ah MAX
  • 正弦波インバーター12V2000W
  • 正弦波インバーター12V1000W
  • MPPTチャージコントローラー40A
  • ソーラーパネル200W
  • バッテリーモニター付きシャント500A(2個)
  • バスバー300A(赤・黒)
  • サーキットブレーカー250A(2個)
  • バッテリースイッチ(3個)
  • 片極サーキットブレーカー30A(2個)
  • 充電メーター
  • 60Sqケーブル(出力用)
  • 3.5Sqケーブル(充電用)
  • MC4コネクタ類・圧着端子類

※今回はANLヒューズ抜き

黒島
書き漏れないかな?意外と必要部品は多いです‼

各部品の接続構成

60Sqケーブル
今回より60Sqケーブル使用の電源diy

バスバー赤60Sqケーブル3本出し

⇩(60SQケーブルは丸形圧着端子を使用)

60Sqケーブル2本組と1本をサーキットブレーカー250Aへ2個へ

正弦波インバーター12V2000Wプラス極へ60Sqケーブル2本組接続

正弦波インバーター12V1000Wプラス極へ60Sqケーブル1本接続

両方の正弦波インバーターマイナス極から60Sqケーブル2本組と1本をシャントーPへ

シャント+B(細いケーブル)は計測を行いたい部分へ(私は、出力計測のみとしてサーキットブレーカーとインバーター+間へ接続)

シャント-B(2個)各バッテリースイッチへ60Sqケーブル2本組・1本を接続

各バッテリースイッチから60Sqケーブルをバスバー黒へ接続

⇩(これで赤・黒両方のバスバーへ60Sqケーブル3in)

バッテリー各極2本ずつ60Sqケーブル接続

⇩(各バスバー出力用ケーブル3in2out)

MPPTチャージコントローラーバッテリー側2本3.5Sqケーブル出し

⇩(付属品の棒型端子…平型端子と呼ぶのかな?)

コントローラープラス側ケーブル中間へ充電メーター・片極サーキットブレーカ30A接続

⇩(MC4コネクタ式)

バスバー赤・黒へ接続

ソーラーパネル各極ケーブルをMPPTチャージコントローラーPV側へ接続

⇩(プラス側へ片極サーキットブレーカー取り付け)

各ブレーカー類を立ち上げて通電チェック(完成)

電源の構成について紹介
電源diy動画内で紹介中♪
黒島
詳しく説明すると、1本記事出来ちゃう💦知りたい方はコメントやお問い合わせください♪

テスト出力600W

正弦波インバーター出力表示
正弦波インバーター2台AC100V670W出力中

LiTimeバッテリー12V100Ah MAXより2560Wバッテリー出力する…その前に、通電チェック後の『出力テストは大切です‼』

各部品がしっかりと接続出来ているか?を知るための出力チェックを行いましょう。

  • インバーターDC12V2000W⇒AC100V500Wポタ電チャージ
  • インバーターDC12V1000W⇒AC100V100Wポタ電チャージ

どこかの部品が接続不良になっていると『安定したポータブル電源の充電ができない・ケーブルや部品の過熱が進む』この様に、バッテリー出力を上手に伝える事ができなくなります。

そのため、テスト出力は本出力をする前に必ず行い、制作失敗部分を探す事が重要です。

LiTimeバッテリー12V100Ah MAX 出力モニター表示
12Vバッテリー側685W出力
黒島
テスト出力600W3分やってみました。問題無いため、バッテリー連続出力2560Wをやってみます‼

放電|リン酸鉄リチウムイオンバッテリー12V100Ah MAX出力2560W

正弦波インバーター12V2000W

ポータブル電源1500W充電を行う内容

  • ペクロン1300W
  • ジャクリ200W

バッテリー出力1750W付近をモニター計測

正弦波インバーター12V1000W

ポータブル電源700W充電を行う内容

  • エコフロー500W
  • エコフロー200W

バッテリー出力800W付近をモニター計測

バッテリー出力合計2550Wを目指す!

※「バッテリー出力が2500W付近まで届かない・過負荷保護になる」そんな場合は、ポータブル電源の個数調整を行う

黒島
これ連続出力できたら、国内12V100Ahリン酸鉄リチウムイオンバッテリーNo.1(でも、容量少ないから30分未満の使用になっちゃう💦)

早速、チャレンジやってみました‼

LiTimeバッテリー12V100Ah MAX2560W出力
正弦波インバーター側2513W出力確認
黒島
バッテリー側ではもう少し高い出力を行っていますから、2560W出力チャレンジ成功ですね👍(バッテリー出力限界スレスレだろうな💦)

充電|ソーラー発電200Wパネル使ってみた

ソーラー発電・バッテリー充電量
2Wソーラー発電・バッテリー充電(日没間際)
黒島
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー充電器(ソーラー発電用)の完成時は、日差しも無くなる頃…少ないバッテリー充電量でした‼今度は、昼頃のソーラー発電動画を撮影します

※早速、昼頃動画撮影を行いましたが…まさかの曇り💦

litimeバッテリー充電(ソーラーパネル200W)
天候不良50W前後(安定しない)
黒島
朝9時から『発電量⇨充電量』の動画撮影をやってましたが天候回復は無く、7時間150Whバッテリー充電と言う結果になりました(悲しい)

感想|LiTimeバッテリー12V100Ah MAXおすすめ

LiTime12V100Ah MAXレビューまとめ

数あるLiTime12V100Ahシリーズの中で、唯一BMSボード200A搭載モデル『MAX』を使ってみました。

バッテリー充電こそ100Aまでと他の12V100Ahシリーズと変わりませんが、出力だけは天下一品です‼デメリットとしては、2C放電(2560W出力)するとMAX30分しか容量的に使えません。

しかし、このデメリットと言われる部分は『12V100Ah MAXをもう一台追加する・12V200Ah Plusシリーズ以上を最初から選ぶ』個数追加や大容量バッテリーを選べば良く、最初から気付いている方にはデメリットとは感じない事でしょう。

おすすめするLiTimeバッテリー12V100Ah MAX使い方としては、ケトル・電子レンジ・ドライヤーなど『消費電力の大きい家電製品を1つ使いながら、消費電力の低い家電製品を同時に使う』通常12V100Ahバッテリーでは限界出力となる部分でも、バッテリー出力停止(オーバーロード)無しに負荷を続ける。

そんな、1280W以上から2560W未満の短い出力に、大活躍するリン酸鉄リチウムイオンバッテリーと言えます。

通常タイプ12V100Ahでは届かない家電製品、又は通常タイプでは出力限界値に近い家電製品』バッテリー出力1000W~1500W付近の出力不足を解消するための12V100Ahバッテリーです。

また、長時間大きな電力消費を行うエアコン・24時間365日長期間の電力消費から使用目的を達成する冷蔵庫などのバッテリーとしては、完全に容量不足となり適していません。

黒島
短時間のバッテリー大出力』コレがLiTimeバッテリー12V100Ah MAXの魅力です✨(MAXシリーズおしまいなのだ‼)

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー2560W出力⇨ポータブル電源充電2400W

LiTime 12V 100Ah リン酸鉄リチウムイオンバッテリー MAX レビュー
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リン酸鉄リチウムイオンバッテリー(lifepo4/lfp)

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