この記事で分かること
- 自動車鉛バッテリーについて詳しく理解できる
- 寿命判断
- 充電方法
- 交換方法
- ジャンプスタートのやり方
- 処分方法
- 自動車用バッテリーメンテナンス方法
この記事を読んでもらいたい人
- 自動車バッテリーを買い替えるか悩んでいる
- 充電方法に悩んでいる
- 万が一のバッテリーあがりに備えられる
- 交換を自分で行いたい
- 鉛バッテリーについて詳しく知りたい
2019年5月から廃墟寸前な新居生活をしてる「マッキー」です。
趣味は「太陽光発電と蓄電池の自作設置しながら、電気代を下げる事です」
ブログ6本【がんばれ!元おとうさん】(雑記/特化/日記)
- 日記:廃墟2人暮らし【貧乏生活ブログ】(リライト中)
- 雑記:太陽光発電のある貧乏生活(はてなブログ)
- 雑記:マッキーのまとめ(note)
- 雑記:3つの仕事【副業・本業・農業】(リライト未実施)
- 特化:【太陽光発電・蓄電池】自作(本サイト)
- ペラ:【3年目の貧乏生活】(貧乏生活・太陽光発電まとめ)
ブログも人生もリライト中のブロガーです!
バッテリー上がり
自動車のエンジンが突然かからない
カギを回すと「キュルキュル」音がしてエンジン始動しない!
または音が無くエンジン始動しない
自動車の乗り方や時期によってバッテリーあがりは多発します。覚えてね♪
電圧が下がってます!
バッテリー上がりしやすい時期や自動車の乗り方
エンジンが突然かからない時期
- 夏から秋そして冬に代わる時期
- 気温が急に低くなる日
バッテリーって寒さに弱いんです!気温が低くなるにつれ電圧降下します。
エンジン始動できなくなる原因はこれです💦経験上10月~11月にエンジンが突然かからなくなることが多いです
エンジンが始動できなくなる乗り方
- 自動車をずっと駐車している
- 移動距離が短い
- アイドリング中にエアコン(冷房・暖房)を長時間使う
- アイドリング中に電装品をいっぱい使う
寒くなる時期、近場のショッピングセンターへ車で移動しながらヒーターつけて、駐車場でアイドリングしながら暖を取ったり、夏の暑い時期はエアコンを使って長時間アイドリングしたら、1年で2回もエンジンかからなくなった💦
バッテリーは寿命があるからちゃんと覚えて、長期間使いましょう♪次は寿命についてお話します
寿命かな?
バッテリー上がりは内部にダメージを与えてます
自動車から発電した電気がバッテリーへ貯まり難い状態になります(後から説明します)
2回目以降は、頻度よくバッテリーあがりを繰り返し完全に寿命を迎えます。そうならないために、使用期間やバッテリーを長持ちさせる方法について伝えます✨
一般的なバッテリー使用期間
バッテリーに詳しいマッキーさんは「何年自動車用バッテリーを長持ちさせました?」
それでは「走行する距離・自動車の駐車場所・乗り方」について知り、長持ちさせて余計な出費を減らしましょう♪
バッテリー長持ち!走行する距離について
バッテリー長持ち!自動車の駐車場所について
- 野ざらしの駐車だと外気温の影響を受けバッテリーが弱くなる
- 潮風や湿気の影響でバッテリーターミナルが酸化する!充放電が弱くなる
バッテリー長持ち!乗り方について
- 自動車を数日に1回エンジンをかける
- 数か月乗る予定が無ければマイナス端子を外して絶縁テープを巻く
- 移動距離を長くする
- アイドリング中にエアコン(冷房・暖房)をOFFにする
- アイドリング中に電装品を使わない
これでバッテリーを長持ちさせる方法を掴めたと思います。
次は「鉛バッテリー」について理解を深め、バッテリー上がりを事前に予防しましょう
自動車に使われる「鉛バッテリー」について
鉛バッテリーの歴史
鉛バッテリーの種類
- スターティング(自動車用)
エンジン始動に特化した瞬間的に大きな電気を出せるバッテリー
- ディープサイクル(小型ボート・フォークリフトなど)
大きな電気を瞬間的に出せないが、スターティングより長く電気を取り出せる
12Vを発電する仕組み
- バッテリー容器の中に6カ所の仕切りがあり「6セル」と呼びます
- 1セル2Vあり「+-+-」順番に繋ぎ合わせ12Vを発電しています
- 内容物は希硫酸を含んだ電解液です
- +側(陽極板)に二酸化鉛を使用する
- -側(陰極板)に海綿状鉛を使用する
- 1セルの仕切りに陽極板と陰極板と電解液が入っている
- 希硫酸と鉛の化学反応によって発電する仕組みです
鉛バッテリーの特徴
- バッテリー容量を全部使えない
- CCA(コールドクランキングアンペア)
瞬発的に大きな電力を放電できる
- 自己放電率が高い
- サイクル数が少ない
自動車に普及している理由
- レアメタルを使わないため安価に製造できる
- エンジン始動用に使うなら安価にも関わらず長期間使える
次は交換が必要な寿命を迎えたバッテリーについてお伝えします
自動車から発電した電気がバッテリーへ貯まり難い状態とは
- バッテリー内部サルフェーションにより電圧が上がらない
- セル接続部分の破損により電圧が伝わらない
- 電解液が不足している
- 電解液の比重が適正じゃない
バッテリー内部
サルフェーション現象により電圧が上がらない
12.5Vあるバッテリーにサルフェーションが付着して「1セル0.2V」下がるとします。
- 0.2V×6=1.2V
- 12.5V-1.2V=11.3V
自動車のエンジン始動に必要な電圧は12V以上です。これでは電圧不足になりエンジンは動きません!
しかも付着したサルフェーションは硬化して電気を蓄えません。充電しても電気が貯まり難い状態になります。
セル接続部分の破損により電圧が伝わらない
内部の鉛が何かの衝撃で破損や劣化により破損すると、正常に電圧が伝わらずバッテリー上部から12V放電できません
電解液が不足している
充電すると希硫酸濃度が上がり危険なので、バッテリー容器の目盛りを参考に、定期的に電解液を補充しましょう
電解液の比重値が適正じゃない
- 良好:1.280~1.250
- 注意:1.240~1.210
- 不良:1.200~1.120
バッテリー電圧の測り方
テスターの使い方
- テスター保護キャップを外す
- ダイアルを直流電圧(-V)に合わせる
- バッテリー「+」に赤いピンを接触させる
- バッテリー「-」に黒いピンを接触させる
- テスター表示画面に電圧数が表示される
- 良好:12.7V前後「12.5~12.8」
- 注意:12.3V前後「12.0~12.4」
- 不良:12.0V以下
おかげさまで、エンジンかからない理由とバッテリーについて知識が豊富になりました✨
バッテリーあがりが発生する前に、交換判断できそうです✨今度は充電方法について教えて下さい
自動車バッテリーを充電する方法
自動車のバッテリー上がり対処法!
始めに「ジャンプスタート/ジャンプスターター」をしましょう
- バッテリー上がりした12V自動車
- 救援車orジャンプスターター
救援車:バッテリーが上がった車と同じサイズか、それより大きな車
ジャンプスターター:バッテリーとジャンプケーブルが一式になっている便利な器機です - ブースターケーブル(ジャンプスターターがあれば準備しなくてOK)
パッケージに「軽自動車専用/乗用車対応」など表示があります。最初から乗用車対応の太いケーブルを選ぶようにしましょう。
軽自動車専用の細いケーブルを使って、乗用車同士ジャンプすると高電流にケーブルが耐えられず燃えます!
※トラックやバスなど24V車は電圧が違うため「ジャンプスタート不可」24V車同士なら「ジャンプスタート可」
救援車を使ったジャンプスタート
ブースターケーブルを接続する順番
接続する順番を守りましょう!電装品の破損や感電、火災の恐れが発生します
- 両車バッテリー「+から-へ」クロスさせ接続しないこと「+は+/-は-」へ接続する
「24V直列繋ぎになり、電装品が破損するかヒューズ切れを起こします」 - 晴れた日や雨の当たらない場所でジャンプスタートすること
「水は電気を通します。感電防止をしましょう」 - 風通しの良い場所でジャンプスタートすること
「過充電によるガス引火防止のため」
- ブースターケーブルと両車バッテリー同士が届く距離に移動させる
- 両車エンジンを切り、カギを抜く
- 両車バッテリー「+・-」位置を確認する
- バッテリー上がり自動車:ブースターケーブル赤をバッテリーターミナル「+」へ接続
- 救援車:ブースターケーブル赤をバッテリーターミナル「+」へ接続
- 救援車:ブースターケーブル黒をバッテリーターミナル「-」へ接続
- バッテリー上がり自動車:ブースターケーブル黒をバッテリーターミナル「-」へ接続「最後は火花が発生してビックリしますが、通電した証拠です」
- 救援車:カギを挿しエンジン始動
- バッテリー上がり自動車:カギを挿しエンジン始動してみる
エンジンが掛かった場合:電装品をOFFにして、30分~60分アイドリング充電か走行充電をしましょう
エンジンが掛からなかった場合:接続に問題があります。ブースターケーブルとターミナルの接触不良か錆腐食による通電不良 - ブースターケーブルを接続した逆の順番で取り外し、ジャンプスタート終了です
ジャンプスターターを使ってエンジン始動
本体とケーブルそして自動車へ接続する順番
- ジャンプスターターの残量をチェックする
50%以上あれば十分です - 附属ケーブルとジャンプスターター本体を接続する
表示ランプの色が変わり点滅ます - バッテリー上がり自動車:附属ケーブル赤をバッテリーターミナル「+」へ接続
- バッテリー上がり自動車:附属ケーブル黒をバッテリーターミナル「-」へ接続
- バッテリー上がり自動車とジャンプスターター本体を接続したら
表示ランプの色が変わり点灯してます - バッテリー上がり自動車:エンジンを始動しましょう
エンジンが掛かった場合:電装品をOFFにして、30分~60分アイドリング充電か走行充電をしましょう
エンジンが掛からなかった場合:接続に問題があります。附属ケーブルとターミナルの接触不良か錆腐食による通電不良 - 附属ケーブルを接続した逆の順番で取り外し、ジャンプスターターを使ったエンジン始動の終了です
※物によって使い方が違う場合があります。ジャンプスターターの説明書を必ず読んで覚えましょう
アイドリング充電と走行充電について
- アイドリング充電:エンジンを始動した状態で放置するだけ!自動車に搭載された「オルタネーター」から発電されバッテリーへ充電する
- 走行充電:エンジンを始動させ走行するだけ!自動車に搭載された「オルタネーター」からアイドリング時より高い電流をバッテリーへ充電する
他にも2つの方法で充電できます
太陽光発電を使った充電
廃バッテリーとか再生させて自動車用に使ってます
猫ちゃん太陽光発電始める自作部品を購入しました✨配線の作り方(MC4コネクタ取り付け+丸形圧着端子取り付け)接続方法含めて教えてくれませんか? ソーラーパネル バッテリー MPPT[…]
バッテリー充電器を使う
充電してもバッテリー上がりする!
寿命なので処分しましょう
自動車のバッテリーって「リサイクル率が高い」から引き取ってくれる会社は多いです。次は処分方法についてお伝えします
自動車バッテリーの処分
回収業者(選ぶポイント)
- ホームページ
- 一般廃棄物処理業許可
- 古物商許可
保有している業者を選びましょう
バッテリーを購入したお店
- ディーラー
- 整備工場
- ネット通販など
処分に困っても不法投棄は絶対にダメです!
廃バッテリーのリサイクルについて
- バッテリー容器:プラスチック原料
- 電極版:鉛原料
充電して直ぐにあがるバッテリーは、引き取ってもらいちゃんとリサイクルされるから安心です♪
自分でバッテリー交換する
バッテリーを選ぶ前に
バッテリーサイズ間違え:エンジンルーム内に納まらない!
L/R表示間違え:ケーブル端子がターミナルまで届かない!
そんなことが無いように「上がったバッテリーのサイズを確認」しましょう
自動車に搭載されている位置やバッテリータイプを確認しましょう
充電制御車
確認する方法
- 車検証に「CBA/DBA」表示があります
- リアガラスに「低排出ガス車/燃費基準達成車」表示があります
- バッテリーマイナス端子に電流センサーが付いています
(①~②は充電制御車じゃない場合もあるため③が確実です)
バッテリー位置
ボンネット内や運転席・助手席下に搭載されている事が多い
バッテリータイプ
2つの数字と2つのアルファベットが表示されています
例え「40B19L」40・B・19・L
アイドリングストップ
バッテリー位置
ボンネット内や運転席・助手席下に搭載されている事が多い
バッテリータイプ
1つの数字と2つのアルファベット
例え「M42R」M・42・R(R表示無い場合あり)
ハイブリッド車(補助用バッテリー)
バッテリー位置
室内後方かトランク内に搭載されている
バッテリータイプ
バッテリーに2つの数字と3つのアルファベットが表示されています
例え「S36B20R」S・36・B・20・R
10年以上前の自動車
安くてもメンテナンスして長期間使えるバッテリー
メンテナンスは難しくないから定期的にチェックしよう♪
「テスター・充電器」は先程説明したから飛ばします
- デジタルテスター
- パルス機能付き充電器
猫ちゃんもバッテリーに詳しくなってきましたね✨引き続きサポートよろしく♪
高いけどメンテナンス不要で長期間使えるバッテリー
更に長く使いたい場合は「弱った時期にテーピングを剥がしメンテナンスする」と延命します!管理の手間が無く使用期間の長いバランスの取れたバッテリーです
アイドリングストップ車は専用バッテリーを選びましょう
もちろん頻度良くエンジンON/OFFするとバッテリーの寿命や電圧降下に繋がり、アインドリングストップ機能が付いて無い車より早くバッテリー寿命を迎え交換になります
でも高価なのにバッテリー寿命が早いって勿体ないです💦マッキーさん、長持ちさせるコツあります?
アイドリングストップ車のバッテリーを長期間使うコツ
アイドリングストップ機能をOFFにするとメリットが多い状況
- 渋滞中
- エアコン/ヒーターを使い短距離の走行中
- 停車時間が短い場合
自動車バッテリー交換方法
- バッテリー上がりから数日経過している場合:交換作業に取り掛かる
- バッテリー上がりをして直ぐの場合:30分ガスが抜けるのを待つか、セルを空けガスを逃がす
※新しいバッテリーは購入してから時間が経過しています。充電を行ってから交換しましょう
それでは、作業を始めます!
古いバッテリーを取り外す
スパナを使いナットを緩め固定を外しましょう
- マイナス側/-:ナットをスパナで緩める
- マイナス側/-:ターミナルとバッテリー端子を取り外す
- プラス側/+:端子カバーを取り外すか開く
- プラス側/+:ナットをスパナで緩める
- プラス側/+:ターミナルとバッテリー端子を取り外す
- 古いバッテリーを自動車から取り外す
バッテリー端子の清掃
仕上げに雑巾で拭き上げ、錆クズを取り除けば清掃OKです✨
放電が良好だとエンジン始動がスムーズになり、充電が良好だとバッテリー寿命を長くできます♪
新しいバッテリーを取付ける
- 新しいバッテリーを古いバッテリーと同じ場所へ向きを揃え載せる
- プラス側/+:ターミナルとバッテリー端子を取り付ける
- プラス側/+:ナットをスパナで締める
- プラス側/+:端子カバーを閉じる
- マイナス側/-:ターミナルとバッテリー端子を取り付ける
- マイナス側/-:ナットをスパナで締める
- バッテリー固定棒をスパナを使い締めて完成
※締め付ける強さについて
端子を左右に揺らしても動かない程度で大丈夫です。強く締めすぎると「端子やターミナル破損の原因になります」
バッテリー選びから交換まで、自分で行い出費を減らしてみます♪
まとめ:いつ発生するか分からないバッテリー上がり
備えて知識を増やし対処しましょう
- カギを回した時の「音」に注目
- バッテリーの電圧が下がってエンジンを動かせない
- 夏から秋そして冬に代わる時期
- 気温が急に低くなる日
※バッテリーは寒さに弱い、そして気温が低くなると電圧も下がる
- 自動車をずっと駐車している
- 移動距離が短い
- アイドリング中にエアコン(冷房・暖房)を長時間使う
- アイドリング中に電装品をいっぱい使う
※短距離の移動にエアコンやヒーターを多用しない
バッテリーの寿命を判断する
2回バッテリーを上げると寿命を疑いましょう
理由は自動車から発電した電気が、バッテリーへ貯まり難い状態になるからです
バッテリー使用期間
3年前後
バッテリーを長持ちさせるコツ
- 2Km以上走行する
- 車庫に駐車する
- 乗り方を考える
自動車から発電した電気がバッテリーへ貯まり難い理由
- バッテリー内部サルフェーションにより電圧が上がらない
- セル接続部分の破損により電圧が伝わらない
- 電解液が不足している
- 電解液の比重が適正じゃない
バッテリー電圧の測り方
一般的に「デジタルテスター」を使ってバッテリー電圧を測ります
テスターの使い方
- テスター保護キャップを外す
- ダイアルを直流電圧(-V)に合わせる
- バッテリー「+」に赤いピンを接触させる
- バッテリー「-」に黒いピンを接触させる
- テスター表示画面に電圧数が表示される
良好:12.7V前後「12.5~12.8」
バッテリー上がり応急処置:自動車バッテリーをジャンプスタートさせる
始めにブースターケーブルとジャンプスターターどちらかを使う
- バッテリー上がりした12V自動車
- 救援車orジャンプスターター
救援車:バッテリーが上がった車と同じサイズか、それより大きな車
ジャンプスターター:バッテリーとジャンプケーブルが一式になっている便利な器機です - ブースターケーブル(ジャンプスターターがあれば準備しなくてOK)
パッケージに「軽自動車専用/乗用車対応」など表示があります。最初から乗用車対応の太いケーブルを選ぶようにしましょう。
軽自動車専用の細いケーブルを使って、乗用車同士ジャンプすると高電流にケーブルが耐えられず燃えます!
※トラックやバスなど24V車は電圧が違うため「ジャンプスタート不可」24V車同士なら「ジャンプスタート可」
救援車を使ってブースターケーブルを接続する順番
接続する順番を守りましょう!電装品の破損や感電、火災の恐れが発生します
- 両車バッテリー「+から-へ」クロスさせ接続しないこと「+は+/-は-」へ接続する
「24V直列繋ぎになり、電装品が破損するかヒューズ切れを起こします」 - 晴れた日や雨の当たらない場所でジャンプスタートすること
「水は電気を通します。感電防止をしましょう」 - 風通しの良い場所でジャンプスタートすること
「過充電によるガス引火防止のため」
- ブースターケーブルと両車バッテリー同士が届く距離に移動させる
- 両車エンジンを切り、カギを抜く
- 両車バッテリー「+・-」位置を確認する
- バッテリー上がり自動車:ブースターケーブル赤をバッテリーターミナル「+」へ接続
- 救援車:ブースターケーブル赤をバッテリーターミナル「+」へ接続
- 救援車:ブースターケーブル黒をバッテリーターミナル「-」へ接続
- バッテリー上がり自動車:ブースターケーブル黒をバッテリーターミナル「-」へ接続
「最後は火花が発生してビックリしますが、通電した証拠です」 - 救援車:カギを挿しエンジン始動
- バッテリー上がり自動車:カギを挿しエンジン始動してみる
エンジンが掛かった場合:電装品をOFFにして、30分~60分アイドリング充電か走行充電をしましょう
エンジンが掛からなかった場合:接続に問題があります。ブースターケーブルとターミナルの接触不良か錆腐食による通電不良 - ブースターケーブルを接続した逆の順番で取り外し、ジャンプスタート終了です
ジャンプスターターを使ってケーブルを接続する順番
- ジャンプスターターの残量をチェックする
50%以上あれば十分です - 附属ケーブルとジャンプスターター本体を接続する
表示ランプの色が変わり点滅ます - バッテリー上がり自動車:附属ケーブル赤をバッテリーターミナル「+」へ接続
- バッテリー上がり自動車:附属ケーブル黒をバッテリーターミナル「-」へ接続
- バッテリー上がり自動車とジャンプスターター本体を接続したら
表示ランプの色が変わり点灯してます - バッテリー上がり自動車:エンジンを始動しましょう
エンジンが掛かった場合:電装品をOFFにして、30分~60分アイドリング充電か走行充電をしましょう
エンジンが掛からなかった場合:接続に問題があります。附属ケーブルとターミナルの接触不良か錆腐食による通電不良 - 附属ケーブルを接続した逆の順番で取り外し、ジャンプスターターを使ったエンジン始動の終了です
※物によって使い方が違う場合があります。ジャンプスターターの説明書を必ず読んで覚えましょう
アイドリング充電と走行充電について
- アイドリング充電:エンジンを始動した状態で放置するだけ!自動車に搭載された「オルタネーター」から発電されバッテリーへ充電する
- 走行充電:エンジンを始動させ走行するだけ!自動車に搭載された「オルタネーター」からアイドリング時より高い電流をバッテリーへ充電する
他にも2つの方法で充電できます
- 太陽光発電を使った充電
- バッテリー充電器を使う
バッテリーを購入したお店
- ディーラー
- 整備工場
- ネット通販など
回収業者
※回収業者の選び方は「ホームページ/一般廃棄物処理業許可/古物商許可」を保有している業者を選びましょう
処分に困っても不法投棄は絶対にダメです!
廃バッテリーのリサイクルについて
- バッテリー容器:プラスチック原料
- 電極版:鉛原料
※電解液は中和処理される
自分でバッテリー交換する
交換する前にチェック
- バッテリーサイズを確認すること
- L/R表示を確認すること
安くてもメンテナンスして長期間使えるバッテリー
一般的な鉛バッテリー
- 電解液
- 強化液
- パルス機能付き充電器
- デジタルテスター
- 比重計
- バッテリー極板洗浄剤
高いけどメンテナンス不要で長期間使えるバッテリー
高価な鉛バッテリー
- セル開放口にテーピングを施し「希硫酸と水素ガス」をセル内に戻すバッテリー
- 内部構造も長期間使える仕様、性能が高い
アイドリングストップ車は専用バッテリーを選びましょう
- ブレーキを踏み停止すると、エンジンOFFになる
- ブレーキを放すと、エンジンONになる
- アインドリング機能が付いて無い自動車より、早くバッテリー寿命を迎える
「充電速度」が普通のバッテリーより優れているため、エンジンON/OFFを瞬時に何回も行える
アイドリングストップ車のバッテリーを長期間使うコツ
アイドリングストップ機能をOFFにするとメリットが多い状況
- 渋滞中
- エアコン/ヒーターを使い短距離の走行中
- 停車時間が短い場合
自動車バッテリー交換方法
- バッテリー上がりから数日経過している場合:交換作業に取り掛かる
- バッテリー上がりをして直ぐの場合:30分ガスが抜けるのを待つか、セルを空けガスを逃がす
※新しいバッテリーは購入してから時間が経過しています。充電を行ってから交換しましょう
※風通しの良い場所・雨に濡れない場所・自動車のカギを抜いて作業すること
- スパナセットor
メガネレンチセット - 保護メガネ
- ゴム手袋
- 雑巾
- サンドペーパー
古いバッテリーを取り外す
- マイナス側/-:ナットをスパナで緩める
- マイナス側/-:ターミナルとバッテリー端子を取り外す
- プラス側/+:端子カバーを取り外すか開く
- プラス側/+:ナットをスパナで緩める
- プラス側/+:ターミナルとバッテリー端子を取り外す
- 古いバッテリーを自動車から取り外す
バッテリー端子の清掃
- サンドペーパー使用
- プラス端子とマイナス端子の錆を落とす
- 雑巾で拭き上げ、錆クズを取り除く
新しいバッテリーを取付ける
- 新しいバッテリーを古いバッテリーと同じ場所へ向きを揃え載せる
- プラス側/+:ターミナルとバッテリー端子を取り付ける
- プラス側/+:ナットをスパナで締める
- プラス側/+:端子カバーを閉じる
- マイナス側/-:ターミナルとバッテリー端子を取り付ける
- マイナス側/-:ナットをスパナで締める
- バッテリー固定棒をスパナを使い締めて完成
※締め付ける強さについて
端子を左右に揺らしても動かない程度で大丈夫です。強く締めすぎると「端子やターミナル破損の原因になります」
カギを挿し込みエンジン始動すればOK