悩み|容量違いのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーが複数余っているため有効活用したい
提案|走行充電器を使ってリン酸鉄リチウムイオンバッテリー充電を同時に行う(ポータブル電源の充電管理として使えないかな?)
結果|サブバッテリーチャージ問題無し・メインバッテリーフルチャージできない(仕様なので仕方ない)
- 走行充電器|RENOGY JAPAN公式
- リン酸鉄リチウムイオンバッテリー|LiTime公式
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー容量違い同時に充電する発想
- 走行充電器を使い「サブ・メイン」バッテリー同時に充電やってみたい
- リン酸鉄リチウムイオンバッテリー充電する前に知って欲しい事
走行充電器を使い「サブ・メイン」バッテリー同時に充電やってみたい
余っているリン酸鉄リチウムイオンバッテリー1つに対して、
各種部品を揃える方法が理想的ですが、これから追加部品するには正直言って金銭的に無理がある。
一連のサイクルをできるだけ「シンプルに効率よく作りたい」と考えました。
考えを具現化するタイミングとして、友人の船に取り付ける予定
- 走行充電器
- リン酸鉄リチウムイオンバッテリー
計画が白紙に戻ったため、余った部品を使ってシステムを作る事に決めました。
サブ|リン酸鉄リチウムイオンバッテリー12.8V400ah
- 公称電圧12.8V
- 容量400ah
- エネルギー量5.12kw
※12Vシリーズの中では上から2番目の大容量タイプ
サブバッテリーとして使う理由
走行充電器PV充電する場合❘サブ優先的に充電が始まる
同時充電と書きましたが、厳密には「順番良く充電する」になります。(切り替え作業なく2つのバッテリー充電ができる)
12.8V400ah細かいデータなど参考にどうぞ
マッキー今回はAmpere Time(アンペアタイム)リン酸鉄リチウムイオンバッテリー欲しいと強く思い、手に入れるまでの体験談です。マッキー「アンペアタイム」を選んだ[caption id="atta[…]
メイン|リン酸鉄リチウムイオンバッテリー12.8V100ah
- 公称電圧12.8V
- 容量100ah
- エネルギー量1.28kw
※12Vシリーズの中では小容量タイプ
メインバッテリーとして使う理由
12.8V200ahリン酸鉄リチウムイオンバッテリーにしようか正直迷いました。
でも、発電に使うソーラーパネルを少なめに揃えるため12.8V100ahをチョイスしました。
他にも、
走行充電器|DCC走行充電器50A
- 電圧25V以下
- 電流50A以下
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー充電する前に知って欲しい事
- なぜ種類の違うバッテリーが充電可能なの?
- リン酸鉄リチウムイオンバッテリー同時充電するために注意する事(メーカーQA)
- メインバッテリー側に起こるデメリット
これから充放電システムを作るために私が疑問に思ったことを書き出しました。
「答え合わせ」については、
- メーカー問い合わせ
- マニュアルチェック
「聞く・読む」調べたことを紹介します。
なぜ種類の違うバッテリーが充電可能なの?
- メインバッテリー⇒種類を選べない(自動車用)
- サブバッテリー⇒種類が選べる(タイプを選べる)
メインバッテリー充電については固定されているため置いといて、サブバッテリー充電については
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー同時充電するために注意する事(メーカーQA)
技術担当に確認したところ、恐れ入りますが、充電器に設定するバッテリーの種類はサブバッテリー用、メインバッテリーの種類は設定できません。
サブバッテリーが完全に充電された後、PVは充電器を介してメインバッテリーを充電します。
万が一の最大充電電圧は13.8V、最大充電電流は25Aで、調整できません。
- パネル性能を同じにする
- 電圧25V以下
- 電流50A以下
上記3点・QAについて覚え作業を行いましょう♪
メインバッテリー側に起こるデメリット
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを充電するには低い電圧(lifepo4専用充電器14.6V)
本来は自動車用鉛バッテリーを充電する電圧のため、先程お伝えしたチャージ電圧MAX13.8Vではリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを満充電にできません。
(メイン・サブ同時充電する場合は、サブバッテリー側がフロート充電中に限りメインバッテリーを充電する)
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー同時充電システム作ってみた
- 必要部品|同時充電システムについて
- 接続順番|リン酸鉄リチウムイオンバッテリー(メイン・サブ)走行充電器
【LiTime部品のみ】太陽光発電+蓄電池=自作の完成です。日本国内ではリン酸鉄リチウムイオンバッテリー販売店なのに「ソ…
必要部品|同時充電システムについて
今回使う部品(消耗品も含む)
- リン酸鉄リチウムイオンバッテリー12.8V400ah/12.8V100ah(Ampere Time)
- 走行充電器50A(RENOGEY)
- 正弦波インバーター12V2000W/12V1000W(LiTime)
- ソーラーパネル12V1000W3枚(ECO-WORTHY)
- 折りたたみソーラーパネル12V100W(ALLPOWERS|テスト用)
- 電圧モニター(低価格な物|100ah充電チェック用)
- 500Aシャント付きバッテリーモニター(400ah残量測定用)
- バスバー300A2個/バスバー250A2個
- バッテリースイッチ275A2個(バッテリー⇒バスバー)
- サーキットブレーカー250A2個(バスバー⇒インバーター)
- サーキットブレーカー30A3個(PV充電用)
- 放電用ケーブル(正弦波インバーター付属/ジャンプケーブル加工品)
- 充電用ケーブル(HCV3.5㎜600V)
- 逆流防止ダイオード付きMC4コネクタヒューズ(3個)
- MC4コネクタ(複数個)
- MC4コネクタ分岐(3in1out)
- 丸形圧着端子(ケーブル太さボルト径に応じて)
- 絶縁テープ類(融着テープも使用)
- 工具類(圧着ペンチ類・ボルトクリッパーなど)
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同時充電システムについて
- ソーラーパネル発電(PVのみ使う)
- 走行充電器⇒サブバッテリー充電
- 走行充電器(サブバッテリーフロート)⇒メインバッテリー同時充電
充電電圧MAX13.8V⇒バッテリー電圧13.2Vまで充電
※サブバッテリーについては「Li」設定のため普通に充電
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー13.2V残量は50%です。必要部品を組み合わせて同時充電すると、
可能なシステムになります。
接続順番|リン酸鉄リチウムイオンバッテリー(メイン・サブ)走行充電器
走行充電器⇒サブバッテリー(400ah)接続
- OUT+⇒サーキットブレーカー30A⇒バスバー300A(シャント付きバッテリーモニターケーブル忘れずに)⇒バッテリースイッチ275A⇒サブバッテリープラス側
- NEG-⇒バスバー300A⇒シャント付きバッテリーモニター(P-)in(B-)out⇒サブバッテリーマイナス側
※「丸形圧着端子・HCV3.5㎜ケーブル・絶縁テープ」工具類を使い接続する
走行充電器⇒メインバッテリー(100ah)接続
- ALT+⇒サーキットブレーカー30A⇒バスバー250A⇒バッテリースイッチ275A⇒メインバッテリープラス側(電圧計プラス同時接続)
- NEG-⇒バスバー250A⇒メインバッテリーマイナス側(電圧計マイナス同時接続)
※NEG-(共通負荷)バスバー300A・バスバー250A充電ケーブルで接続する
走行充電器⇒ソーラーパネル(PV)接続
- PV+⇒サーキットブレーカー30A⇒MC4コネクタ⇒逆流防止ダイオード付きMC4コネクタヒューズ⇒ソーラーパネルプラス側コネクタ
- NEG-⇒バスバー300A⇒MC4コネクタ⇒ソーラーパネルマイナス側
※充電用ケーブルHCV3.5㎜を使って接続する
正弦波インバーター2台接続
サブバッテリー(400ah)⇒正弦波インバーター2000W接続
- バスバー300A(プラス側)⇒サーキットブレーカー250A⇒インバータープラス接続
- バスバー300A(マイナス側)⇒インバーターマイナス接続
小さなポタ電diy(接続方法の参考にどうぞ♪)
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー充電について、電気代を払って充電するなんて勿体ない!電気代の掛からない「リン酸鉄リチウム…
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーケース作り+収納
- 縦50㎝
- 横60㎝
- 奥行30㎝
【まとめ】容量違いリン酸鉄リチウムイオンバッテリー同時に充電やってみた
走行充電器の表示
- オルタネーター|赤点滅(メインバッテリー充電中)
- ソーラーパネル|赤点灯(バルク充電中)
- バッテリー|緑点灯(バッテリー満タン)
- バッテリー種類|青(リチウム)
- 走行充電器|RENOGY JAPAN公式
- リン酸鉄リチウムイオンバッテリー|LiTime公式