【増量!】リン酸鉄リチウムイオンバッテリー12V100ah並列接続する方法

並列接続後のリン酸鉄リチウムイオンバッテリー12V100ah電圧13.41V
マッキー
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー並列接続について紹介します✨(今後の大容量ポータブル電源自作へ向けて作業進めます👍)

並列接続するメリット

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー12V600ah
未熟だった頃の並列接続(12V200ah3個)
12V100ah4リン酸鉄リチウムイオンバッテリー並列接続の完成
ちゃんと勉強して取り付けた並列接続(12V100ah4個)
  1. バッテリー容量が増え放電(出力)時間が長くなる
  2. 消費電力の高い電化製品も安定して使える
  3. 複数のバッテリーから出力するため1バッテリー負担軽減に繋がる
  4. 毎日4年使ってもバッテリー劣化具合が緩やか
猫ちゃん
めっちゃ魅力的✨

並列接続するデメリット

サイズ比較12V100ah×4個・12V400ah
今回、並列接続するlitime(amperetime)バッテリー12V100ah4個
  1. 重くなる(容易に移動できない)
  2. 個数が増えた分、設置スペースを取られる
  3. 充電時間が長くなる(PVチャージが1日では終わらない)
  4. 激しい出費
  5. 2直列2並列接続をすると複雑になる(ショート注意)

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー本体のデメリット知る記事はこちら

マッキー
デメリットっと言うか当たり前の事か!では、私の半オフグリッド電力生活は3年目突入です✨今までの歩みは1本の記事へまとめてます。それでは本編スタートです。

※2024年9月追記、

リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを取り入れたセミオフグリッド生活も5年目に突入しました。
今までの経験を踏まえ少々手直しを始めます。

LiFePO4電池ポータブル電源も含めて日々バッテリー生活中です。

電気料金2024年9月請求分
もちろんエアコンも使ってます✨
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目次

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー並列接続に向けた準備

ポータブル電源の自作プラス側の充放電管理板
バッテリー並列接続した後に充放電管理する部品
  1. 配線
  2. 丸形圧着端子
  3. 配線をまとめる部品
  4. 工具類
マッキー
それじゃ詳しく伝えます。

バッテリー以外の準備

100A流せる取り回しやすいケーブル
100A流せる取り回しやすいケーブル
  1. 配線|ケーブル選び方・作り方
  2. 丸形圧着端子|バッテリーターミナルへケーブルを接続する部品
  3. 配線をまとめる|放電側バランスを整える部品ジャンクションバスバー
  4. 作業するなら必要な工具類|ボルトクリッパー/電工ナイフ/圧着ペンチ
マッキー
準備する物は意外と少ないです。覚える情報は多いから忘れないように👍

配線|ケーブル選び方

LiTimeバッテリー正弦波インバーターの間に使う配線(市販ケーブル)
市販ケーブル

配線(ケーブル)については「既製品を買う・個別の部品から自分で作る」2択です。

ケーブル種類によって内部に使われている銅線配置が「単線・より線」に分かれており、それぞれ特徴が異なります。

単線の特徴

VVR内部単線
どんな作業でも使い難い
  • ケーブル自体が硬くて取り回しにくい
  • 外装被膜が硬く加工作業が難儀
  • 折り曲げにくいため配置しにくい

より線の特徴

細い銅線の集まり撚線
楽に曲り被覆も柔らかい(細い線が何本も束ねられている)
  • ケーブル自体が柔らかくて取り回しやすい
  • 外装被膜が柔らかく加工が容易
  • 折り曲げやすいため配置しやすい
猫ちゃん
取り回しやすくて作業しやすい「より線」の方がいいね👍
電源作り(多種多様)
色んな電源作りに必要なケーブル

14SQ22SQ38SQ・必要であれば60SQケーブルも使います。(12.8Vバッテリーの場合)

※市販品を購入する場合バッテリー側ケーブル側「端子サイズ」チェック

正弦波インバーター出力に見合ったケーブル選び配線許容量について

定格出力「500W/1000W/1500W」消費電力の異なる正弦波インバーター種類があります。

バッテリー⇒インバーター間に接続する配線(ケーブル)には許容量が有り、性能上限を超えて電流を流し続けると配線自体が発熱して焼き切れます。

その他に注意する点は「許容電流算出周囲温度の低いケーブルを温度の高い環境に使用しない」

  • 周囲温度
  • 電流許容量

上記2点によりケーブルの太さを決めます。

基本的な知識として

  • 許容電流の上限=導体温度が上がり耐熱温度まで上昇する
  • 温度の高い環境=許容電流算出周囲温度の低い電線では許容量が下がる
  • 電線が細い=電流許容量がそもそも低い

こちらを覚えておくと電線選びの基準が絞れます。

「許容電流算出周囲温度」を基準に耐熱温度を調べ、電流許容量に見合ったケーブルを選びましょう。

マッキー
ケーブル選びは慎重に決めましょう👍

配線の電流許容量

VVR3芯単線「赤・黒・白」各38SQ

心数\サイズ2C3C
1.6mm18A15A
2.0mm23A20A
2.0mm218A15A
3.5mm225A21A
5.5mm233A28A
8.0mm242A36A
14mm259A50A
22mm278A66A
38mm2110A93A
60mm2145A120A
100mm2200A

引用|電線館.com

マッキー
我が家で使っている硬いVVRケーブルのデータです。(ケーブル1本内2C⇒2芯/3C⇒3芯)意外と低い許容量なのに、作業効率が悪く取り回しにくい・・・メリット無い💦(過去の話だよ♪)

正弦波インバーターへ接続したバッテリー放電電流

電源ON(1710W)
正弦波インバーター2000W+2人暮らし冷蔵庫(一瞬1710W⇒143A)

「インバーター消費電力÷バッテリー電圧=配線電流値」

  • 500W÷12V=42A
  • 1000W÷12V=84A
  • 1500W÷12V=125A
マッキー
瞬間的な大電流であれば問題ない👍けど、配線選びは「バッテリー電圧・正弦波インバーター消費電力」から計算して余裕あるケーブルを決めましょう!

もし自分でケーブルを作るなら配線許容量以外にも、使う場所の温度もセットで考えた部品選びを行いましょう。

自動車用ジャンプケーブルでも電源自作のために取り入れられますが、連続的な大出力は避け作る方が無難です。

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー並列接続用ケーブル作り

【自作】太陽光発電と蓄電池を設置!節電専門ブログ

【RENOGY・自作】バッテリー並列接続ケーブルを比較する。並列ケーブルを作る費用から、許容電流までの紹介。加えてリン酸…

丸形圧着端子|バッテリーターミナルへケーブルを接続する部品

100Aケーブル2本丸形圧着端子取り付け=200A1本の完成
今回はR38-10サイズを使う

丸形圧着端子のサイズ選び

バッテリー並列接続用200Aケーブルの完成(6本)
100A12本+R38-10圧着12個=200A並列接続ケーブル×6本
  • ケーブルの太さ
  • バッテリー接続ボルト径
  • インバーター接続ボルト径

丸形圧着端子R38-8S

丸形圧着端子R38-10
丸形圧着端子R38-10(今回使うのは10サイズ)
  • ケーブルの太さ⇒R38
  • 端子部大きさ⇒8S

※圧着端子側の銅線配置「単線orより線」どちらに対応するかも忘れずにチェック!

バッテリーインバーター側

専用充電器-ワニクリップバッテリー接続
バッテリー側(ネジorボルト部分の径チェック)

ボルト径(太さ)⇒M8

正弦波インバーター側配線接続
正弦波インバーター側(ネジorボルト部分の径チェック)

※使う機器によってボルト径変わります。

  • バッテリー側|R○-8
  • 正弦波インバーター側|R○○-8(出力機器によって異なる)
  • 各部品|R○-10・R○-8(稀にR○-6)

そのため、丸形圧着端子は種類別に多く持っていると便利です。

マッキー
取付接続可能な端子サイズを調べて選ぶこと👍私の場合は、R38-8・R38-10・R60-8・R60-10この辺りを多く使います。
猫ちゃん
圧着後の絶縁保護についてはお好みの方法で処理すれば良いね♪
端子付け根の絶縁物
丸形圧着端子へ配線取り付け後(絶縁処理前)
ブレーカーへ取付られなくてR端子カット(これから絶縁処理)
マッキー
自己融着テープ巻いた後に、絶縁テープ巻きつけると完璧です👍(私の場合)

作業するなら必要な工具|ボルトクリッパー/電工ナイフ/圧着ペンチ

圧着ペンチにて丸形圧着端子加工
今回作るケーブル1本では端子とケーブル隙間が多い
マッキー
1度揃えたら色んな用途に使えます。簡単作業に向けて最低限の工具は揃えましょう✨

ボルトクリッパー

ボルトクリッパー+番線カッター

太い配線のカットに重宝します。

小さいサイズを買うと切断に力が必要になるため、値段も手ごろなので大き目のサイズを選びましょう。

電工ナイフ

電工ナイフ
電工ナイフ(サビ多い💦)

ケーブル外装が「分厚い・硬い」場合は「カッターナイフ・ハサミ・ペンチ」などでは「刃先が折れる曲がる・ちぎれない」
そのような可能性が高くなります。電工ナイフなら刃先まで厚みがあるため配線作りに最適です。

圧着ペンチ

圧着ペンチ3本(大・中・小)

サイズによって金額差が大きいですが、配線自作には1番重要な工具です。

「作りたいケーブルサイズに合わせる又は、1サイズ大きい端子加工ができる」辺りで揃えれば問題なし👍

注意点として、誤圧着した場合にレバー回復が容易な圧着ペンチを選びましょう。

マッキー
圧着サイズはペンチの大きさによって様々です。私は「大・中・小」3本保有して使ってます。

配線をまとめる|放電側バランスを整える部品ジャンクションバスバー

ジャンクションバスバープラスマイナス各4個
やっと届いたバスバー8個

各バッテリー放電をバランス良く受け止めインバーターへ流すためのバスバーになり、それぞれ接続された配線の目視が容易です。

1つのバッテリーから長期間放電すると負担が掛かり、他のバッテリーと比べて電圧差が徐々に出ます。

ジャンクションバスバーに接続すると、バッテリー電圧バランスを崩さず放電させる事によって製品寿命に近い使い方が可能です。(短命防止に繋がる)

バスバーには電流許容量が決まっており、今回は250Aまで対応可能なバスバー黒白各4個ずつ使います。

マッキー
各機器の電送を行うための分岐として、今回初めて取り入れたいと思います。伝導率の事を考えると、素材は銅が良いけど・・・高い💦

バッテリー準備|電圧・容量の同じバッテリーを2個~4個揃える

Li Time(リタイム)リン酸鉄リチウムイオンバッテリー12V100ah
amperetime(アンペアタイム)⇒litiem(リタイム)へ名称変更
※「電圧容量違い+他メーカーリン酸鉄リチウムイオンバッテリー」同士の並列接続は、BMSボード不具合発生に繋がり正しく充放電管理する事ができないです。必ず「メーカー・BMSボード・電圧・容量」の同じバッテリーを選びましょう。
マッキー
っと言う事で、litimeバッテリー(旧アンペアタイム)12V100ah4個準備しました。
  1. 作業前準備|電圧差を整えるため充電が必要
  2. 【おすすめ】専用充電器によるチャージ
  3. ソーラーパネルから充電する場合はチャージコントローラーが必要
  4. 24時間放置して電圧を落ち着かせる
  5. 各バッテリー電圧差チェック
マッキー
それでは、Li Timeリン酸鉄リチウムイオンバッテリー12V100ah4個の並列接続するために、バッテリー充電して電圧差を無くすよ👍

作業前準備|電圧差を整えるため充電が必要

Li Timeリン酸鉄リチウムイオンバッテリー12V100ah3個目電圧13.21V
バッテリー到着後4個全て13.21Vでした。

litime社の販売するリン酸鉄リチウムイオンバッテリーは発送前に点検チェックされており、電圧の整った状態で送られてきます。

マッキー
きれいに電圧が整っているため、そのまま並列接続したい気持ちは分かります。だけど届いたバッテリーは満充電にする必要があります。その後、電圧を落ち着かせてから並列接続の開始です。

並列接続無し!動く家電

マッキーリン酸鉄リチウムイオンバッテリー12V100ah+正弦波インバーター=ポータブル電源自作それから家電製品を動かしてみましょう♪(メインは動く家電を確かめる事)家電製品を簡単に動かす充放電システムには、[…]

正弦波インバーター2000W取り換え

【おすすめ】専用充電器によるチャージ

専用充電器+ワニクリップバッテリー接続
ワニクリップバッテリー接続してコンセントIN
マッキー
プラス(赤)→マイナス(黒)→充電器の電源ONで始めます。(終わったら逆順で外してね)
LiTimeリン酸鉄リチウムイオンバッテリー12V100ah充電開始
Li Time12V100ahバッテリー充電開始(4個…時間掛かる💦)
マッキー
4個のリン酸鉄リチウムイオンバッテリー満充電まで2日💦

ソーラーパネルから充電する場合はチャージコントローラーが必要

ポータブル電源の自作|細かい部品(サーキットブレーカー・MC4コネクタ類)
MPPTチャージコントローラー写真左側
マッキー
他にもソーラーパネルから充電可能です。
MPPTチャージコントローラー使ったソーラーパネル充電付きバッテリーシステム
ソーラー発電⇒リン酸鉄リチウムイオンバッテリー充電器の自作
マッキー
ソーラーパネル12V100Wサイズ動作電圧は18Vまで上がります。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー充電には14.6Vまでと上限があります。
猫ちゃん
中間に電圧管理するチャージコントローラー取り付ければ、ソーラーパネルから充電可能なんですね✨

【自作】太陽光発電と蓄電池を設置!節電専門ブログ

猫ちゃん マッキーさん・・・折りたたみ式のソーラーパネル大量に買って比較して下さい。 「太陽光発電diyで設置したいけど…

24時間放置して電圧を落ち着かせる

充電直後の電圧14.19V
充電後の電圧14.19V(13V代へ徐々に電圧下がります)
マッキー
専用充電器からバッテリーチャージ終わりました✨早速、並列接続したいけど電圧安定するまで放置してね♪
猫ちゃん
充電後は24時間放置して、翌日作業する位がちょうど良いね♪

各バッテリー電圧差チェック

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー12V100ah電圧13.38V
バッテリー3個の電圧は一緒「13.38V
マッキー
翌日です✨電圧安定しました👍残り1個は以前の実験で使用したため、他3個とは違う電圧に落ち着きました。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー12V電圧13.58V
1個だけ電圧が高い「13.58V
マッキー
電圧差は0.1V未満に抑えて並列接続する事が理想です。(全部揃っていれば尚良し)適当に放電させてみたけど・・・意外と難しい💦

充電状況(SOC)

  • 9.5V⇒0%
  • 10.8V⇒1%
  • 12.8V⇒10%
  • 12.9V⇒20%
  • 13.0V⇒30%
  • 13.1V⇒40%
  • 13.2V⇒70%
  • 13.3V⇒90%
  • 13.4V⇒99%
  • 13.5V⇒100%

新しいリタイムバッテリーでは、SOC状況が多少異なるよ♪

並列接続する方法|リン酸鉄リチウムイオンバッテリー12V100ah4個

12V100ah4リン酸鉄リチウムイオンバッテリー並列接続の完成
ワニクリップ放電のみ対応💦使い道の無い状態だけど増量完了👍

並列接続するだけでは容量が増えただけで「使い道がない」です。

放電させるために必要な出口も含めて、リン酸鉄リチウムイオンバッテリー12V100ah4個の並列接続を行います。

猫ちゃん
過去にマッキーさんが並列接続した方法とは違うの?
マッキー
違うよ!安定した「電圧計測・製品寿命・放電バランス」の事を考えたら、今回紹介する並列接続方法が正解です✨

それでは初めに、並列接続だけして更に電圧安定させます。

直列接続・並列接続
写真右側の図「バッテリー4個の並列接続」を行います。

接続順番①|各バッテリープラス側へ配線接続

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー並列接続中プラス側
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー並列接続中プラス側
マッキー
バッテリー②③個目には丸形端子2つ通して順番良く接続してね♪今回は配線をバッテリー外へ出さないため内側に曲げて接続します。プラス接続中にマイナス側へ端子を当てない様に注意して作業しましょう👍
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー並列接続プラス側接続完了
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー並列接続プラス側接続完了
マッキー
配線長さ太さ合わせたケーブル2本を1本へまとめて中間数か所に、絶縁テープ止めして配線が暴れない様に作ったケーブルです。見た目キレイなプラス側の並列接続完了です👍お次はマイナス側の並列接続です。

接続順番②|各バッテリーマイナス側へ配線接続

リン酸鉄リチウムイオンバッテリーマイナス側並列接続中
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーマイナス側並列接続中
マッキー
接続要領はプラス側と一緒です。最後のバッテリーへ端子接続する際に「火花が出る」時があるため、びっくりしない様に心の準備しましょう👍
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー並列接続済み
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー12V100ah4個の並列接続完了
マッキー
そのままの状態で放電するための作業を進めても大丈夫だけど、諸事情(部品が届かない)のため更に電圧安定させるため放置しようと思います。
並列接続後のリン酸鉄リチウムイオンバッテリー12V100ah電圧13.41V
並列接続後の電圧「13.41V」

メディア掲載多数!AmpereTime製!コスパ最強クラスのLiFePO4バッテリー

接続順番③|並列接続あとの放電についてジャンクションバスバー配線接続

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー並列接続完成・4つの正弦波インバーター仮取り付け「放電可能なポーターブル電源の自作完成」
正弦波インバーター4つ接続した並列接続リン酸鉄リチウムイオンバッテリー
マッキー
仮組み立てした状態「放電可能なリン酸鉄リチウムイオンバッテリー並列接続」このようなポータブル電源自作します。まずは、放電可能なバッテリー並列接続イメージです。
並列接続+放電用バスバー接続
各バッテリーからバスバーへ配線作業を行います。
マッキー
各バッテリーからバスバーへ配線を繋ぎ、最終的にバスバーから正弦波インバーターへ1本配線するイメージです。

私の場合は「1充電(20A)4放電(各200A)4バッテリー(400ah→1600ah)並列接続」12Vポータブル電源の自作を目指しているため、250A対応ジャンクションバスバーをプラスマイナス各4個使います。

2024年9月追記、頑張ったけど…1200ahまでが予算的に限界でした(ごめんね💦)

自作ポータブル電源

猫ちゃん早速、Li Time(Ampere Time)リン酸鉄リチウムイオンバッテリー借りて、マッキーさん何作るんですか?マッキーそうだね・・・。ポータブル電源でも自作してみようか✨12[…]

ポータブル電源の自作

正弦波インバータープラス側ジャンクションバスバー配線接続

正弦波インバータープラス側のジャンクションバスバー配線 (開始)
正弦波インバーター側の配線
マッキー
通常バッテリー4個使う並列接続放電は「4in1out⇒5以上接続ポイント」のあるバスバーが理想です。

しかし、私は正弦波インバーター4個放電を目標にしてるため、1個のバッテリーから100Aケーブルを2本出して1つのバスバーへ「バッテリー線2inインバーターへ2out」プラス側4個バスバーを使います。

正弦波インバータープラス側のジャンクションバスバー配線 (完成)
4つのバスバーから正弦波インバーターへ配線する

プラスケーブル接続について
「バスバー⇒インバータープラス側」

正弦波インバーター3つ
正弦波インバーター3つ(1000W不足)
  1. 写真左4個目バスバーから1本+右1個目から1本=インバーター2000Wへ2本接続
  2. 左4個目バスバーから1本+右1個目から1本=インバーター500Wへ2本接続
  3. 左3個目バスバーから1本+右2個目から1本=インバーター1500Wへ2本接続
  4. 左3個目バスバーから1本+右2個目から1本=インバーター1000Wへ2本接続
マッキー
4並列接続したバッテリーから各2放電させて、1つの正弦波インバーターを動かして見ようと思います。

電化製品の消費電力により放電量バラつきが発生するけど、出力違いの正弦波インバーターを組み合わせて出来るだけ均等にしてみます。各バスバー中間ボルト2本はバッテリーへ繋げます。

要するに

  • バッテリー1個目・4個目⇒インバーター2000W+500W=2500W配線ペア
  • バッテリー2個目・3個目⇒インバーター1500W+1000W=2500W配線ペア

って感じです。(説明難しい…すみません)

マッキー
次はマイナス側の作業だよ♪

正弦波インバーターマイナス側ジャンクションバスバー配線接続

ジャンクションバスバーマイナス側バッテリー配線
各バスバー両サイドから正弦波インバーターへ接続(中間2か所バッテリー用)

マイナスケーブル接続について
「バスバー⇒インバータープラス側」

正弦波インバーター1000W準備完了
正弦波インバーター1000W準備完了
  1. 写真左4個目バスバーから1本+右1個目から1本=インバーター2000Wへ2本接続
  2. 左4個目バスバーから1本+右1個目から1本=インバーター500Wへ2本接続
  3. 左3個目バスバーから1本+右2個目から1本=インバーター1500Wへ2本接続
  4. 左3個目バスバーから1本+右2個目から1本=インバーター1000Wへ2本接続
マッキー
作業はプラス側と変わらないよ♪接続方法については下記も参考にどうぞ!

【自作】太陽光発電と蓄電池を設置!節電専門ブログ

Ampere Timeバッテリーリン酸鉄リチウムイオン12V400ah「エアコン・冷蔵庫・電子レンジ・洗濯機・炊飯器・有…

ジャンクションバスバープラスマイナス配線途中
配線足りなくて作業終了💦
マッキー
数日後ジャンプケーブル購入して配線追加しました。それでは、並列接続したリン酸鉄リチウムイオンバッテリーへ接続します。

バッテリープラス側ジャンクションバスバー配線接続

リン酸鉄リチウムイオンバッテリープラスケーブル並列接続+バスバー同時接続
バッテリーに1本ずつバスバーからの配線を追加しながら並列接続
マッキー
ケーブル2本を1つの丸形端子圧着する理由は、バッテリーへ接続する丸形端子をできるだけ減らすためです。(この部分もバスバー使うと費用的にちょっとキツイ💦)
並列接続プラス側2個3個目バッテリー丸形圧着端子3つ締め付ける
バッテリー2個~3個目は丸形端子3つ
マッキー
並列ケーブル作る場合バッテリー2個~3個目に渡る部分の丸形圧着端子は、最初から工夫して配線4本をカシメて丸形端子数を減らすのも有りだね!(今更気づきました💦)
リチウムイオンバッテリー並列接続+バスバー接続プラス側完成
プラス側完成👍

バッテリーマイナス側ジャンクションバスバー配線接続

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー並列接続マイナス側+バスバー同時接続
マイナス側もプラス側と同じ方法で接続する
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー並列接続マイナス側+バスバー接続完成
マイナス側4並列接続の完成
サーキットブレーカー8個電源ON
通電させるためサーキットブレーカー電源ON
正弦波インバーター500W電源ON
正弦波インバーター500W電源ON
正弦波インバーター1000W電源ON
正弦波インバーター1000W電源ON
正弦波インバーター1500W電源ON
正弦波インバーター1500W電源ON
正弦波インバーター2000W電源ON
正弦波インバーター2000W電源ON(早速エアコン暖房使いました。✨)

【放電可能】リン酸鉄リチウムイオンバッテリー12V並列接続の完成

自作ポータブル電源サイズ比較(液晶TV55型)
放電可能なリン酸鉄リチウムイオンバッテリー並列接続

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー12V100ah4個を並列接続する事によって、リン酸鉄リチウムイオン蓄電池12V400ahができあがりました✨

マッキー
正弦波インバーター取り付けたので電化製品動きます👍(大容量放電可能な簡易ポータブル電源の自作完成)残りは「バッテリー収納ボックス+ソーラー発電設備」作業行えば完璧です✨

画像で見る|リン酸鉄リチウムイオンバッテリー並列接続×正弦波インバーター4台5000W実力

正弦波インバーター2000W使って暖房エアコン動かして暖まる(夜7時スタート室内17℃)
正弦波インバーター2000W使って暖房エアコン動かして暖まる(夜7時スタート室内17℃)
2人暮らし冷蔵庫内(物でいっぱいの状態)
正弦波インバーター1500W使って冷蔵庫動かす
正弦波インバーター1000W使ってLED照明点灯
正弦波インバーター1000W使ってLED照明点灯
正弦波インバーター500W使って液晶TV視聴
正弦波インバーター500W使って液晶TV視聴
正弦波インバーター2000W使って暖房エアコン動かして暖まる(夜12時終了です。室内22.8℃)
夜12時全てのインバーター電源OFF終了です。(室内温度22.8℃)
マッキー
余裕で動くぜ👍

【後書き】ブレーカー導入による「安全対策・作業効率アップ」お好みでどうぞ

ポータブル電源の自作プラス側の充放電管理板
今後インバーター取替する場合、バッテリー電圧電流ON/OFF容易にできて作業効率アップ✨

バスバー前段(バッテリープラス側直後)に取り付けようか迷いましたが後段に決めました。理由は特に無い・・・。

でも、100A以上の電流通過の場合に回路遮断してくれて安全安心です。

配線を守る意味で助かる(安くてちゃんと機能するか心もとないですが💦)

マッキー
今後litimeバッテリー容量を上げる予定です。作業時に正弦波インバーター守る意味も込めて使ってるよ♪
猫ちゃん
1個100A対応のサーキットブレーカー8個使って放電管理するんだね👍

他にも、バッテリー後の配線は、

などを使ってケーブルが断線した場合に備えて対策を施しましょう。

電源作り(多種多様)
画像は一例です。
マッキー
今回はポータブル電源自作「放電可能なリン酸鉄リチウムイオンバッテリー12V100ah4個の並列接続」についてお伝えしました。

400ahになれば家電製品なんて長時間余裕で動きます👍

節電方法の1つとして取り入れて、電気代節約に繋げましょう♪

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並列接続後のリン酸鉄リチウムイオンバッテリー12V100ah電圧13.41V
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リン酸鉄リチウムイオンバッテリー(lifepo4/lfp)

リタイムバッテリーから始まる電気代節約方法