記事の目的
- リン酸鉄リチウムイオンバッテリー「海外製・日本製」どっち選べば良いの?
- 安全性が高く同じバッテリー素材なら安い海外製品にするべき?
- 寒冷地?温暖地?住んでいる場所で考える「日本製or海外製」
- 海外製・日本製のリン酸鉄リチウムイオンバッテリーでも価値は一緒
NEW【リン酸鉄リチウムイオンバッテリー】
日本製を選ばない5つの理由
- 個数を揃えるため金銭的に買えない
- 基本を抑えた保護機能は海外製も一緒
- 沖縄在住なら寒くならないため(デンドライトしない)
- バッテリー素材が一緒なら日本製は選ばない
- 価値が一緒なら高い日本製は選ばない
2019年5月から廃墟寸前な新居生活をしてる「マッキー」です。
趣味は「太陽光発電と蓄電池の自作設置しながら、電気代を下げる事です」
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リライト中のブロガーです!
みなさんは「太陽光発電を作る方法は専門業者のみ」とばかり思っていませんか?
実は一般の方でも太陽光発電・蓄電池を自作することができます。難しそうに見える作業ですが私でも勉強したらできました!
ソーラーパネル数十枚揃える規模ではなく、一枚からできる「小さな太陽光発電所」
自動車用バッテリーから作る「小さな蓄電池」から始めると良いでしょう✨
太陽光発電を自作で始める方へ
大切なことは「接続方法」を覚え、太陽光発電の「知識」を豊富にすること
私の場合、第二種電気工事資格が必要ない30V未満で太陽光発電システムを組んでいます。室内配線は資格所有者と一緒に設置しました。
品質の良いリン酸鉄リチウムイオンバッテリー基本情報から割引まで大公開
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NEW【リン酸鉄リチウムイオンバッテリー】日本製を選ばない5つの理由
今回はサポート記事になり、皆さん協力感謝です。「知識・体験談」まとめて書きます。
是非リン酸鉄リチウムバッテリー選びの参考にして下さい
- 金額的に買えない
- バッテリー保護機能に大差無い
- 寒くならない環境に住んでるため海外製品で良い
- 作り込みがチープな製品でも安全性の高い素材が使われている
- 素材が同じであれば価値は一緒
①金額的に買えない
リン酸鉄リチウムバッテリー内部に使われてるセルは全部輸入です。
素材を見ると「日本製・海外製」にリン酸鉄リチウムが使われ大差無し
では、なぜ価格差が大きいの?
【日本製・海外製】価格差について
理由はOEM製品or自社製品の違いになり、セル品質が同じなら作る側のコスト的なお話になります。
- 安い4万~5万(プラスチックみたいな簡素な容器)
OEM製品→ブランド違い(販売会社違いで見た目が一緒) - 高い7万~8万(外見からこだわりを感じる)
自社製品→バッテリー容器・端子部が独特
【お金を掛けない】私の目指した蓄電(バッテリー)システム
目指した蓄電システムは安くて電力がいっぱい使えるバッテリー
頂き物の鉛廃バッテリーから始めた蓄電システム、どれだけ長持ちするの?
そんな実験を繰り返して感触を掴んだ後に、新品鉛バッテリーから揃えました。
行き着いた先はリン酸鉄リチウムイオン
シールド型鉛ディープサイクルバッテリー100Ahに1万円プラスすると手が届く、リン酸鉄リチウムイオンバッテリー100Ah
同容量でも放電時間が圧倒的に長く高い安全性を保てます。
早速買い揃えようと物色・・・そして思う事が‼
- 100Ah×2個
- 200Ah×5個
②バッテリー保護機能に大差無い
保護機能に関して言えば「日本製・海外製」大体同じ機能が搭載されている
- 過充電
- 過放電
- 過電流
- 短絡
- 温度(低温/高温)
- アプリ充電管理(最近増えだした)
- ヒート機能(RENOGY製品など)
- バッテリーセル電圧均等
【過充電が怖い】対処法はチャージコントローラー設定
ソーラーパネルを使って充電する場合
チャージコントローラーを通してバッテリーへ充電します。
リチウムイオンバッテリー対応チャージコントローラーなら「Li」設定がありますが、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーへ充電するなら電圧確認した上で設定しましょう。
「リチウムイオン・リン酸鉄リチウムイオン」
充電電圧が異なる
- リチウムイオン(1セル定格電圧3.7V)
充電最大1セル4.1V~4.2V - リン酸鉄リチウムイオン(1セル定格電圧3.2V)
充電最大1セル3.6V~3.65V
「Li」設定の場合、リン酸鉄リチウムイオンを満充電させる電圧より高いです。
「USE」設定へ変更するなど対策を取り、適切な充電管理を行うこと
【過充電が怖い】充電専用ケーブル使うなら管理しやすい電圧計付きバッテリー
14.6Vを満充電とするリン酸鉄リチウムイオンバッテリーですが、
以前使っていた「SCREMOWER 12V100Ah」14.7V入ります。(私の買ったバッテリーだけ不良品?)
自己放電バッテリー復活
猫ちゃん過充電になり放電停止した「リン酸鉄リチウムイオンバッテリー放電開始されました?」マッキー取り外した状態で、そのまま自己放電させたら開始されました!今回は過充電により故障したリン酸鉄リチウムイオ[…]
気を付けて!高温になる充電専用ケーブル
③寒くならない環境に住んでるため海外製品で良い
- 充電/0℃~45℃(範囲外は保護機能により充電停止)
- 放電/-20℃~50℃(範囲外は保護機能により放電停止)
低温時の充電は控える事
寒い環境で充電する場合はデンドライト(樹枝状結晶)によりバッテリーが壊れる(負極・正極をセパレートしている壁を突き破り、内部ショートします)
引用:マッキー節電ブログ/環境良ければリン酸鉄リチウムイオンバッテリーにデメリット無し
そんなこと言われても気になるlifepo4デメリット調べた倒してみた
マッキーリン酸鉄リチウムイオンバッテリーデメリット?・・・一応あるよ‼ 低温時の充電 高温時の放電 品質3つのデメリットについて知り対策すれば気にせず使える。バッテ[…]
【充放電するなら都合が良い】沖縄の冬は寒くない
寒冷地で充電するなら日本製をオススメする
RENOGYリン酸鉄リチウムバッテリーなら温める機能が搭載されてる
私には無縁な機能ですが、本州在住の皆さんでしたら有難い機能だと思います。
バッテリーに組み込まれてる温度センサーが低温を感知すると発熱
程好い温度を保ち低温保護回避させる。
冬場の寒い状態でもソーラー発電からリン酸鉄リチウムバッテリーへ充電可能です。
バッテリーを温め海外製を充電する発想
寒くて充電停止するなら温める
誰でも直ぐ思い付く発想だと思います。
バッテリーと呼ばれる物は全て温度が下がると放電量が落ちます。(長持ちしない)
逆に暑いと他の部品に悪影響なため、
人が快適に過ごせる温度(26℃)までバッテリー設置場所を温めれば、海外製品でも十分に使えます。
その代わりバッテリーを使わない場合は、保護機能をずっと働かせる状態を避けるため
「充電ON・OFF可能なスイッチ」が必要です。
④作り込みがチープな製品でも安全性の高い素材が使われている
今回購入した「JIALUONIN 12V 100Ah LiFePO4」リン酸鉄リチウムバッテリー
実は、もう1個持っています。
充放電中不調になったリン酸鉄リチウムバッテリーです。
プラスチックケースだったので、不調原因が知りたく切断しました‼
バッテリーケース切断
猫ちゃんリン酸鉄リチウムイオンバッテリー内部って、どうなってますか?開封のやり方も一緒に教えて欲しいです。マッキータイミング良いね!ディスクグラインダ使って、バッテリー容器切断します✨内[…]
記事冒頭でお伝えしたOEM製品になり、外見は殆ど一緒です。違いを探せと言われたら4点になります。
見た目の違い
JIALUONIN 12V 100Ah LiFePO4/SCREMOWER 12V 100Ah
- 電圧計が無い
- 電圧計表示ON・OFFボタンが無い
- バッテリー側面に専用充電ポートが無い
- バッテリー充放電端子部に「+/-」シールが無い
どちらも同額に近い金額で購入しました。
バッテリー内部まで違いはあるか?そこまで比較できないけど、
調子の悪いSCREMOWERリン酸鉄リチウムバッテリーを開封しました。
次は海外製品の内部について不満を書きます。
【発泡ウレタン固定・セル横向き設置】バッテリーケース内が雑な作り
SCREMOWERリン酸鉄リチウムバッテリー内部
バッテリー容器を切断して感じましたが、作り込みが雑でチープ感が否めません。
不満を書きましたが、実際バッテリーセルが悪いわけでは無く14.7Vまで充電され保護機能が働くBMS(バッテリーマネジメントシステム)が不調なんです。
ソーラー女子のわがまま
マッキー5月に入り梅雨時期です!毎日「曇り・雨」晴れ日なくて「発電・蓄電」悪く困りました💦しかも、LED照明に使っているディープサイクルバッテリー100Ah(シールド)×3台(並列接続)=300Ah鉛蓄電池|[…]
【リン酸鉄リチウムの安全性】蓄える電圧は低いが発火しない素材
釘差しで熱暴走なし、
ガス発生HF(ハフニウム)のみ
安定→安全
リチウムバッテリーにも種類が有り、安全性については
バッテリー内部に使われている素材によって大きく変わります。
リチウムイオン電池にも様々な種類があり、過去に爆発・発火事故を起こし社会問題となったのは、コバルト系やポリマー系 、三元系のリチウムイオン電池です。
一方、リン酸鉄リチウムイオン電池はエネルギー密度が低く、過充電・過放電状態になっても爆発しない特徴があり安全性が高鋳物となります。引用img:L-Power/蓄電池の種類と特徴
素材による安全性について理解してもらえればOKです。
「スマホバッテリー・ノートPCバッテリー」などは安全性の低い部類に入り、エネルギー密度は高いです。
エネルギー密度は低くても安全性の高いリン酸鉄リチウム
鉛バッテリーより放電時間は長く、10年使える長寿妙が一番の魅力です。
⑤素材が同じであれば価値は一緒
肝心なのは「何を基準に選ぶ?」です。
- 機能が豊富
・スマホで充放電を管理したい
・バッテリーセル電圧を調整したい - チープ差を感じない製品
・重くて存在感の有るケースが良い
・小型で角が取れたバッテリーに見えないケースが良い - 使う環境に合わせる
・寒冷地でも充電して使いたい
【まとめ】日本製を選ばない理由
- 個数を揃えるため金銭的に買えない
並列接続して使ってるリン酸鉄リチウムイオンバッテリーもあるため、日本製は高くて揃えられなかった - 基本を抑えた保護機能は海外製も一緒
「過充電/過放電/過電流/短絡/温度」だけ保護してもらえたらOK - 沖縄在住なら寒くならないため(デンドライトしない)
日本製に付いてる機能は私に必要無い - バッテリー素材が一緒なら日本製は選ばない
安全性が一緒なら安い海外製を選ぶ - 価値が一緒なら高い日本製は選ばない
価値を見出す基準は人それぞれ「見た目・機能・環境対応」どれも私には不要でした
品質の良い海外製リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを安く手に入れましょう!
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